基礎化粧品が肌の衰えの原因になることを以前ブログに書きました。
ユーザーが基礎化粧品を選ぶとき、浸透感や伸び、しっとり感など、
付けた時の感覚に頼るため、化粧品メーカーも化粧品の
処方開発の際には、「延び」「浸透感」「しっとり感」など、
感覚的にユーザーに気に入られることを最優先課題にします。
この即時的体感とも言える感覚を演出するために使うのが
界面活性剤です。
ちなみに乳化剤と呼ばれるものも同じ目的のものです。
界面活性剤は本来混ざりあわない水と油を均一に
混ぜ合せる働きを持ちます。
この二つをそのまま肌に塗ると、水をはじくため、
ユーザーは浸透感が悪いと判断しますが、
しかし界面活性剤を使うことで分離せずに肌の上に延びます。
健康な肌は薄い皮脂と水分でできた皮脂膜で覆われており、
乾燥を防ぐとともに外からの刺激や異物から
肌を守っています。
このため、健康的に美しい肌は水をはじきます。
しかし、界面活性剤が処方された化粧品は皮脂膜を溶かすため、
肌に伸ばした時になじみが良く、あたかも化粧水や美容液が
染み込んだような感覚があります。
界面活性剤の種類やメーカーの乳化技術によって
肌への影響に差がありますが、多かれ少なかれ、
皮脂膜を溶かし、肌のバリア機能を弱くする働きを持ちます。
化粧品を使い続ける内に、乾燥肌化がすすみ、
化粧品無しでは潤わなくなってしまいます。
また化粧品選びの際、ユーザーがすぐれた
化粧品と誤解しがちな原料として合成ポリマーがあります。
合成ポリマーとは合成樹脂のことで、
肌の水分を逃さない働きを持ちますが、
肌をビニール状に覆ってしまうため、
肌が傷んでいても自覚しにくくなります。
化粧品を新しいものに変えて、使い始めは
すごく良かったのに、1か月もすると魔法が解け、
「自分の肌には合わないかもしれない」
と感じる原因は界面活性剤や合成ポリマー
などの成分にあります。
最初の感覚だけでは良い悪いが判断できない点では、
基礎化粧品は人にも似ていますね。
最初の内はいつもジェントルで、良いところしか見せなくても、
付き合ううちに反面も見えてくる。
逆に最初は無愛想なのに、付き合ってみると
すごくいい人ってこともあります。
化粧品には大切な自分の肌を預けるのですから、
最初の使用感だけで判断せず、使い続ける内に
肌が美しく進化していけるように処方が考えてあるかどうか。
厳しい目でメーカーの誠意を問う必要があります。
基本、商品の紹介はしませんが、美容や健康に関する情報をブログで
ご紹介します。
男性女性とわず、よかったらぺタしたり、
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