はい、おはこんばんちはRITZです
今日は皆既月食ですね
2/3ほど欠けた辺りで寒くなって部屋入りましたw

ところで今回の立ち上げ約1ヶ月を記念して
iMovieでの水槽動画
を作ってみましたので、ぜひHDで見てみて下さい!


さて今日のネタはというと…

まずは新規タンクメイト追加のお話から!


今回は全てコイ科のお魚です。
久しぶりにやってきたプンティウス・ゲリウス
飼い込むとなかなか美しい姿になります良く群れてます
ゴールデンテトラや、グリーンネオンの群れに混じって泳いでます


良く飛ぶ、すぐサンマになる…そう、サイアミーズ・フライングフォックスです
写真の子は怪我かなんかでラインが途切れてました
今回180に10匹お迎えですがペンシルサイズの子供です
お仕事は髭ゴケの殲滅


そして本水槽の花となってくれるであろうペンタゾナ・ジョホレンシス
スマトラに似てますが、ごくごく温和で美しいメタリックストライプが特徴です
仲良く群れながら4匹固まって水槽内を巡回してます

みな水に馴染んで良い発色をかましてますので、あとは餌ですね


で、、、、、

なんでコイ科だけにしたのか、それには理由があります


皆さんは、ネオンテトラやグリーンネオンなどのカラシンの仲間がかかる
ある病気
ご存知でしょうか…

有名どころはネオン病が上げられますね

ネオン病もすごく怖い病気で感染力、致死率共に恐ろしい高さです
しかし今回お話しするヤツ

ヤバいんです…



鰭先や


体表に白い糸くずみたいなの、もしくは透明な水ぶくれができている
個体を見たことは無いだろうか…





何なのかというと、線虫の一種だそうで未だに名前も無くよくわからない寄生虫です

そのため、感染の可能性のあるカラシンの導入は次回リセットまで禁止としました。

私の経験上、グリーンネオンが発症する・もしくは媒介者になる事が多いように思います
水槽への持ち込み経路はほぼワイルド・採集個体がキャリアである事から
タンク内で広まるようです。

かかりやすいのは他にもカージナル、ネマトブリコン属のレインボーやエンペラー、
ペンシルフィッシュ、一部のシクリッド(エンゼルフィッシュやラミレジィ、アピなど)
が個人的に確認済みです。

この線虫
何が厄介って…皮下に巣食うんです…

そんで寄生された魚から出る異常分泌した粘膜というか体液というか…水疱のなかで
温々と成長します

さらにたちの悪い事に、徐々に寄生主の栄養を奪い、元気が無くなってくると

体のあちこちに飛び火します

弱り、寄生箇所が充血するようになると次は二次感染が待った無しでやってきます
経験上、エロモナスに感染してそのまま召される事が多いです。


現在我が家のグリーンネオンは沈静化したり再発したりを繰り返しており、
老齢のレインボー、エンペラー、ドイツラムは二次感染で逝ってしまいました


ピンセットによる外科的な処置も、様々な薬品での治療も幾度も行ったのですが
私個人の経験では良い結果を迎える事はありませんでした。
ホルマリンで治療出来たという話も聞きましたが…
なかなかそう気軽には出来ないですしね

しかし、南ヌマエビの体内にわくオレンジ色の寄生虫しかり
まだまだ解明されたり、有効な治療法の無いものってありますね…

ただ気になるのは宿主を衰弱させて死なせてしまう点です
寄生虫は普通宿主にあまり危害を加えないもんなんですけどね…

ふと思ったのは、これら小型魚の捕食者が最終宿主なのではないかという事

ってことはナマズとか…大型魚?それを餌にする陸上動物?
もしかして……人?
わかりませんねw確かに衰弱させれば捕食されやすくなり
次の宿主への移動は楽でしょうし…

この寄生虫、病気に関して立ち向かっているアクアリストさんもいらっしゃるので、
ネットでいろいろ調べてみるのも良いかもしれません。

季節の変わり目で、飼い主だけでなく魚達も体調を崩しやすい時期なので
いつもよりじっくり愛魚たちを観察してみて下さい
人であれ魚であれ、どんな病気も早期発見が大事ですから。

では今日はこの辺で