2020年1月16日
ついに入籍した。
お付き合いして6年記念日。
旦那はよく支えてくれるし、旦那家族もみんな優しい。
恵まれていると思う。
なのにだ。
環境の変化が自分の心や体を蝕んでいく。
楽しい新生活のはずなのに。
私の家族仲が良いこともあり、実家を離れるのが非常に寂しい。
新居は実家から10分。
でも、なんだか果てしなく遠くなってしまったように感じる。
名前も変わった。
27年間連れ添った名字とおさらばし、新しい名字に。
正直に言おう。
旧姓をかなり気に入っていたのだ。
旧姓と呼ぶのも辛いほど。
仕事では今年度中は旧姓のままであるが、書類を書く時は新しい名字なのだ。
それがなんだか自分じゃないような気がしてふわふわと変な気持ちになる。
嬉しいのではなく、違和感なのだ。
周りはたくさん祝ってくれる。
そう、これはとてもめでたいことだ。
なのにだ。
私の心と体が追いつかないばかりに、涙を流してしまう。
つらい。
誰も悪くないのに。
というか私が悪いのかもしれない。
ごめんという気持ちでいっぱい。
これまでの人生で、自分というものを強く持ちすぎたのかもしれない。
努力して築き上げてきたものを失うような感覚。
何一つ失うものなんてないのに。
先に結婚した後輩や、子どもができて母になった友達を見ていると、なんて幸せそうなんだろうと羨ましく思っていた。
みんなこんなしんどい思いも乗り越えてきたのかな。
浅はかだったよ私は。
自分とのたたかい。
強く生きねば。
環境の変化にはいずれ順応できるはず。
大好きな家族を大切にしながら、自分自身も大切にすればいいだけ。
答えは見えてる。
ぼちぼちでいいのよ
と、自分に言い聞かせる。
これまで通り、好きなことを自分らしく。
salut.