『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』
全話見終わった・・・・・なん何これ??じんたんじゃなくてオレが泣かされたよ!!
もう、号泣だよ。最終話は初めから終わりまでずっと涙腺が崩壊してた。
神社でめんま抜きで、成仏させられなかった理由。
あの日から抱き続けていた思いのたけをぶつけ合い
妬みや嫉妬。自分自身への怒りや後悔。
5人それぞれの思いを出し切って。
ぽっぽのあの日の後悔が判明したり・・もう涙ボロボロこぼれる。
じんたんがめんまの願いを知った時とか
ラストの5人それぞれへの手紙とか
めんまの姿が見えてからのみんなの言葉とか
「めんま・・見ーーーつけた」とか
もう涙流しっぱなし。やばいやばい。
それまで描かれなかったじんたんとめんま以外の過去や思いが最終話に描かれて。
その理由を見て知ったと同時に涙も溢れてきて・・・。
ゆきあつは
子供の頃からじんたんへの嫉妬やライバル心があって(自分が勝ってると思ってた)
めんまの事が大好きだった。でも、めんまはじんたんが好きで、それを知って
またじんたんへの嫉妬にもなって。子供ながらにいろんな感情を持ちすぎた。
大人になってもそれは変わらなかったけど
めんまの死が自分の持ちかけた事がきっかけだと思い込み
女装してめんまという存在を自分が演じるほどに歪んでしまう。
めんまがじんたんのところに現れてからは、一人だけめんまが見えるじんたんを
最初は信じず茶化し不快に思っていた。
めんまの存在を知って、めんまの家族の想いを知って
自身の思いを再認識して、それでもじんたんにしか見えない事が気に食わず
成仏させようとした。
神社でつるこに自分を責められ、自分と自分以外のめんまへの思い
あの日の出来事全てを知って、本当に成仏させようとした。
あなるは
子供の頃からじんたんが好きで自分に自信がなく流されやすい。
めんまが好きだと知って、めんまのマネをしたり。
めんまの死が自分にも一端があると思い込む。
大人になっても、じんたんへの気持ちは変わらなかった。
めんまが蘇ったと聞いても最初は信じなかったけど
めんまの事ばかり話すじんたんを良くは思わず
めんまの存在を消したかった。だから成仏させたかった。
そんな不純な動機、思いを抱いた自分が嫌いで情けなくて。
それでもやっぱりじんたんは好きだしめんまがうらやましい。
自分自身のめんまへの思い、全てを理解して本当に成仏させようとした。
つるこは
子供の頃からゆきあつが好きだった。
でもゆきあつはめんまが好き。めんまにはかなわないと子供ながらに自覚している。
勝てない勝負には挑まないつるこ。だからその思いを伝えることはしない。
ゆきあつと境遇の似てることで仲のいいあなるに嫉妬。
大人になってもそれは変わらなかった。
めんまが現れてから、めんまに固執するゆきあつを見ているのが苦痛で。
めんまの事であなると話しているゆきあつを見ているのが嫌で。
めんまの代わりでもいい。あなるの代わりでもいい。ゆきあつの近くにいたい。
めんまが消えて、あなるがじんたんとくっつけばと思い成仏させようとした。
ゆきあつの思いを聞いたとき、自分の気持ちを初めて表に出したとき
めんまの代わりじゃなくて、つることしてゆきあつの近くにいるために
本当に成仏させようとした。
ぽっぽは
自分の居場所だった超平和バスターズが好きだった。
めんまの死を目の前で見てしまい、その時何もできなかった
動けなかった自分が情けなくて許せなくて
その自責の念があって未来を生きられず何かを変えようと
大人になってからも学校へ行かず海外へ旅に出たり、それでも後悔は消えなかった
めんまが現れて、めんまのために何かをすれば
あの時何も出来なかった、動けなかった、助けられなかった自分を許せる
そう思って成仏させようとした。
じんたんは
昔からめんまが好き。
めんまが現れてからも、消えてほしくなかった。成仏してほしくなかった。
自分だけめんまに固執していたと思い込んでいた・・・けど違った。
みんなそれぞれに、あの日から時間は止まっていた。
めんまが蘇ってまで叶えたかった願いを知った時
みんながめんまを思っていた。みんながめんまに会いたかった。
全てを理解した時、めんまを本当に成仏させようとした。
めんまは
超平和バスターズが大好き。
じんたんもゆきあつもあなるもつるこもぽっぽも家族もみんな大好きだった。
蘇っためんまの願いは、亡くなる前にしたじんたんの母親との約束。
じんたんに感情を取り戻してあげたかった。
その中でも涙を見せる事のなくなったじんたんを泣かせてあげたかった。
だからあの日、じんたん以外を呼び出したのは
じんたんを泣かせる方法を考えるためだった。
生まれ変わりして、みんなと一緒に居たい。
めんま本人は、ただみんなと一緒に居たかった。
恨んでるとかそんな感情なんかなくて只々みんなと居たかった。
自分が死んで、自分のせいで超平和バスターズが離れ離れになって・・と
めんま自身にも後悔があったんだな。
6人それぞれが抱えていた悩みは、人間なら誰しもが抱く悩みの一つ。
抱いた感情は人間のエゴ。間違ったこと、悪いことなんかじゃなかった。
ただ、運が悪くめんまが事故で亡くなったってことがそれぞれを
後悔と自責の念にかられることになってしまった。
あの日の5人それぞれの行動が
本当に些細な行動や言動があの結末を引き起こしてしまった。
みんな背負っていたものがあって。全て自分のせいだと思い込んで・・・。
如何な理由でも、どんな些細なことでも許されない事だったと思い込んで・・・。
成仏するには、超平和バスターズみんなの気持ちが一つになること。
最後のシーンは事故があったあの日からの続き。
止まってしまったあの日から動き出した時間。
これから先二度と止まることはないだろう。
何があっても超平和バスターズがいるんだから。
『超平和バスターズはずっとなかよし』
本当にこの作品は素晴らしかった。
狙いすぎとか言われても、俺の目からこぼれたこの涙がその答えだよ。
思わず感想を書きたくなった・・これがその答えだよ!!
こういうの見ると、やっぱオリジナル作品っていいなって思っちゃうよ。
最終回見てからノイタミナショップに行きたかったな。
スタッフ・キャストのみなさん
すばらしい作品をありがとう。