5日から今日までの五泊六日間、サメット島で過ごしました。

ソフィーのカメラを使ったら写真が重過ぎてブログに貼れないので、さんさんHPの方を見てくださいね。

1788年にラーマ1世によって建立された寺院ワット・ポーは、巨大な寝仏とタイ式マッサージの総本山としても有名です。ということで、今日は水上タクシーに乗ってバンコク市内へとくりだしました。



水上タクシーは水面を通る涼しい風が心地よいので、とても気に入りました。たったの13バーツ(≒100円)だし、船上からは寺院や民家が見えて楽しいし。



上が有名な寝仏。長さ46m、高さ15mで全身金ぴか。お堂がそれを囲んで作られたように一杯に寝そべっているのです。観光客は靴を脱いでその周りをぐるりと一周します。

この仏様、別に修行をサボって寝ているわけではなく、悟りを開いて涅槃の境地に達したことを意味しているそうです。あ、私も涅槃の境地に達してます、毎日。



↑足の裏にはこんなに美しい螺鈿細工画が。首をかしげて皆見入っていました。



いたるところに金の仏像が。



そして精密な壁画にも感動しました。物語がわかればもっとおもしろいのでしょうけど。

今回は残念ながら時間がなかったけれど、次回はぜひガイドさんを雇って教えてもらいたいと思います。



再び森家へ。

実は明日のフライトが朝早いので、空港近くのホテルを予約していたのですが、今日確認の電話を入れると、コンピューターの故障でキャンセル扱いになっていました。がーん。もう部屋はいっぱいだって!

ま、いいか、もう一泊ヒッサーハウスに泊まらせて頂いてどこかでおいしいものを皆で食べよう!ということに。ころんでもタダでは起きない。


では、最後の晩餐はHPで見てね。

イサーンの冬はかなり涼しく、朝は肌寒いくらいですが、夏は40度を越えるそう。内陸の過酷な夏はさぞかし辛いだろうと思いますが、今は本当に過ごしやすくて気持ちよい季節です。


さて、今日は車で雷魚捕りを見に近くの沼へ行きます。


景色

こんな田園風景がずっと続きます。


雷魚捕り

着いた頃にはポンプで水抜きも進み、沼の持ち主が雷魚を探してます。ミネラルたっぷりの泥で生きている雷魚は栄養たっぷりだそう。

観戦中

ゴザを敷いて雷魚捕獲を観戦中。


ミキちゃん

冷たい風が心地よい・・・。


観戦中

と突然ソフィーが「私も入りたい~」と言い出し、ミキちゃんを誘って靴を脱ぎだすではありませんか。普段は泥なんて触りもしない子なのに、植田の血が騒いだのでしょうか。ズボズボと沼に入っていきます。

観戦中

「やった~!」雷魚捕りました!ミキちゃんは枝を踏み、ソフィーは泥の中で指を魚に噛まれてちょっとケガをしましたが、沼から上がってきた得意満面な泥だらけの笑顔が素晴らしい思い出になりました。

猿

次はサル観察。

ここには野生のサルが多く生息しており、近くの学校へ行ってはご飯を盗んで悪さをするため、このお寺でエサを与えているのだそうです。追い払ったり殺したりせず、こうして世話をしてあげるのもタイ流なのでしょうか。
そんなわけで満腹なせいか、人を襲ったり盗んだりしません。顔つきも心なしか上品です。エサの入ったビニールめがけて飛びかかってくる日光や犬山のサルのような卑しいところが全然ありません。非常にお行儀がよろしい。


猿

ドイツのサルとタイのサル。

猿

サル達にはちゃんとグループが構成されていて、他のグループと交わることはないそう。いつもグループ行動で、単独行動をしないんだって・・・なんか派閥が好きな日本人みたい。てことはサルの時代から遺伝子が進化してないってことでしょうか。

ダム

ダムを見に行きました。25kmごとにこういったダムがありますが、これが出来るまでは至る所で川が氾濫していたそうです。

ダム

ダム

ターさんが買ってくれたパパイヤで休憩。ここでは果物に唐辛子と砂糖をつけて食べます。そのままじゃ食べた気がしないんでしょうか。


お寺参り

ノイさん実家の近所にあるお寺。

タイ人の信仰深さを感じるよく手入れされた美しいお寺です。


お寺参り

仏像も金。お顔もどことなくユーモラス。


料理

さて、今夜のパーティーの準備に入っています。これは今朝捕って来た雷魚。ソフィーのも入っているのかな?

料理

こうして口の中に香草を詰め、バナナの葉っぱにくるんで蒸します。今夜が楽しみです!


こうして段々とノイさんの親類の方々が集まり始め、大晦日のパーティーへと移っていきます。

残念ながら写真が重過ぎてここではアップできませんので、サンサンHPで伊藤君にアップしてもらいましょう。そっちを見てね。私達がこれまで体験した中でも最もホットな大晦日でした。


タイに初めてやってきて、こんな素晴らしい体験ができるなんて、私達はなんてラッキーなのでしょう。ノイさん、森君、そしてノイさんのお兄さんご夫妻、本当にありがとう。


そして見知らぬ外国人をこれほどまで温かくもてなしてくれるイサーンの人々の優しさに胸が熱くなりました。皆さんの素朴な笑顔、おいしいイサーン料理、ソフィーの泥沼雷魚捕りを私達は一生忘れないでしょう。