楽しかった週末
たくさん泣いた母の日の話
前日はお家キャンプ
不妊治療中だけど、お酒も解禁
りっきーの骨壷もお庭に出して、家族みんなで楽しい1日を過ごした。
もう最近、結果の出ない不妊治療がつらくてつらくて、一切治療を辞めてこういう日常を楽しんだ方がいいんじゃないかと思ったりして…
でももう一度元気な我が子に会いたいという気持ちも消せなくて…
母の日当日は、夫婦でフットサルへ。
あまり深く話したことのない方から「子どもはいないの?」の質問。
その人の後ろには5歳くらいの男の子が恥ずかしそうに隠れてた。
この質問、死産直後は息子の存在をなかったことにするのが嫌で、なんて答えるのがいいのか分からなかった。
今は「(地上には)いないんですよ〜」と笑顔で答えられる。地上にはいないけどお空にはいるし、でもそれを赤の他人に言う必要もないかな。夫が分かってくれていれば、もういいんだ。
最近は「犬が家で待ってて」と続けると、「いいなー何犬?」とかそっちの話題になってくれるから、わんちゃんはこんなところでも私を助けてくれる。
家に帰って、私がシャワーから出たら息子スペースに見覚えのないお花が。見た瞬間大泣きだった。
夫が泣きながら「りっきーからだよ」と言った。
2人で抱き合ってわんわん泣いた。
1年間、できることを探して、毎日朝晩ミルクをあげ続けてきた。
「りっきーがそう言ってるよ」
「今日は母の日だね」
ちゃんとお空に届いていたのかな。
私のことを、「お母さん」と認めてくれる人がいるんだ。嬉しいなぁ。
どんな気持ちで、夫はこの花を買ったのかな。久しぶりにたくさん泣いてたね。
母の日は新しいパジャマを買おうと言ってたから、お花は予想外だったな。
「思い付いた時から泣いてた笑」と言ってた。
子宮内胎児死亡を宣告された日も
火葬の日も
流産して救急車に乗った日も
不妊治療の🏥から泣きながら帰ってきた日も
いつも一緒にいてくれた。
2人で乗り越えて来たね。
私は泣きながら「ありがとう」「大好き」「結婚して良かった笑」と繰り返していた。
この人に喜んで欲しい。
笑って欲しい。
いつか2人で、抱き合って嬉し泣きする日が来るといい。来て欲しい。
もう少しだけ、不妊治療頑張ってみようと思った。