東国三社巡りってご存じですか?

 

〇社巡り・七福神巡りなど、日本各地で行われていますが

今回は「東国三社巡り」に行ってきました。

 

三社とは、茨城県・千葉県の「鹿島神宮」「香取神宮」「息栖神社」です。

 

順番は特にないみたいです。

三社に参拝して、大願成就をお祈りします。

 

大願成就の御守りをいずれかの神社で購入し、残りの2社でシールを購入して

御守りに貼る事で、大願成就の御守りが完成します。

 

 

 鹿島神宮 (茨城県)

こちらには以前参拝していますので、勝手知ったるなんとかです(笑)
9時から社務所が開くので、ちょっと前に到着。
鳥居横の駐車場は300円(普通車)でした。
 
 
朝一番という事で、人影はまばら。
静かにゆっくりと参拝できました。
 
鳥居。きちんと一礼してくぐりましょう。
 
拝殿です。
御祭神は「武甕槌大神」です。
 
こちらの正面に社務所があります。
御朱印はお願いすると預かってくれ、整理券が配られます。
私は参拝後に御朱印をいただく主義なので、最後に行きました。
人によっては参拝前に御朱印帳を預けていくみたいです。
まぁ、その方が合理的ですかね。
 
  
 
 
奥宮です。
前回訪れた時は改修工事をやっていて参拝できませんでした。
 
こちらの奥から道は左右に分かれます。
 
右へ進むと…(といってもかなり距離はあります)
 
 
ここには「要石」があります。
地震を起こす大鯰魚(おおなまず)を押さえているのだとか。
新海誠監督作品「すずめの戸締り」にも出てきましたね。
 
奥宮から左手には下りの階段があります。
足腰に自信のない方は、オススメできない階段です。
下りは良いのですが、帰ってくる時の上りがキツイ!!!(笑)
 
階段を下った先にあるのが「御手洗池」(みたらいいけ)です。
 
 
澄んだ水をたたえた池で、さまざまな言い伝えがあります。
もうちょっと幻想的に写真を撮りたかったのですが、前回それは果たせたので、
今回はありのままで(笑)
お水をたくさん汲んでいる方がいらして、良いアングルを確保できなかった
というのが正直なところなんですが。
 
鹿島神宮は東京ドーム15個分の敷地面積があるとのこと。
ご紹介しませんでしたが、鹿園などもあります。
広くて散策…というには大変かと思いますが、全国の鹿島神社の総本山ですので、
一度は参拝してみてはいかがでしょうか。
 
 
 
 

 香取神宮 (千葉県)

香取神宮へは車のナビを頼りに向かったのですが、第三駐車場の辺りに到着しました。

 

事前に調べた「大鳥居」が見当たらずまごまごしていると、地元のお父さんかな?

ご親切に神宮近くの駐車場を教えてくれました。

なにしろ第三駐車場から神宮まではかなりきつい上り坂で、徒歩だったら苦労は必須でした。

 

お父さんに教えていただいた第二駐車場に到着。

駐車場でお財布(現金と鍵)を拾ってしまい、真っ先に社務所に預けました。

 

 

さて、それからゆっくりと参拝です。

 

と……なにやら、雰囲気が違う。

 

なんと!神前式を挙げている方が!

 

雅楽の生演奏が鳴り渡るなか、厳かに式は進行。

神主さんの祝詞がいっそう式を厳かにします。

 

 

どなたか存じ上げませんが、本当におめでとうございます!!!

 

粛々と式は進みますが、私は静かにお賽銭をして、参拝です。

 

 

御祭神は「経津主大神」(フツヌシノオオミカミ)です。

 

 

ご神木 

 

 

境内から出てちょっと散策です。

こちらにも「要石」があるとのこと。

車を停めた第二駐車場の奥から「要石」に行く道があります。

 

 

鹿島神宮の要石の画像は撮らなかったので比較できませんが、鹿島神宮の要石は凹、

こちらの要石は凸なんだそうです。

 

要石の真向かいにも神様がおられました。

 

 

 

押手神社とありますが、狐様が祀られていましたので、お稲荷さんなのかしら?

由緒くらい調べないといけませんね。

 

そこから「奥宮」の看板を頼りに進みました。

 

少し離れていますが、しっかりと奥宮と社務所があり、奥宮の御朱印はこちらでいただけます。

 

 

 

御朱印をいただいた際に、プラスチック製のしおりをいただきました。

 

  

 

さて、問題の朱の鳥居。

 

境内マップからすると、どうやら第一駐車場のところにあるらしい!

車で第一駐車場に移動しました。

 

うちの車のナビは、なぜ第一駐車場を案内してくれなかったのか!

大きな駐車場と鳥居、参道には土産物屋が並んでいました。

 

 

訪れたのが平日だった為か、ほとんどの店はシャッターが降りていました。

 

名物の厄落とし団子で一息つきました。

 

  

 

 

大変美味しかったです♪

 

 

 

 息栖神社 (茨城県)

息栖(いきす)神社は利根川の支流?の近くにあります。

 

鹿島・香取神宮に比べてこじんまりとした神社ですが、昼頃だった為か、なかなかの人出でした。

正直、一番賑わってるねって主人とも話したくらいです。

 

 

下調べした中に「一円玉のモデルの木」があるらしいと。

 

え?一円玉の木?

 

興味津々で参拝してまいりました。

 

 

二の鳥居です。

 

車道から曲がると、すぐに表れます。

 

 

鳥居をくぐると左手に稲荷神社があります。

提灯に火が入っていて、昼でも薄暗い神社にあって幻想的でした。

 

 

稲荷神社までの通路にこれがありました。

大黒様と猿の親子。何を表しているのでしょう?

 

 

主神は岐神(くなどのかみ)です。

 

 

時期的なものですが、今は茅の輪くぐりやってます。

しっかりくぐってまいりました。

 

 

社務所で飼っているらしい猫さん。

 

懐っこい子でした。撫でられても嫌がりませんでした。

 

さて、一円玉の木ですが…。

 

拝殿に向かって左側にありました。

 

招霊(オガタマ)の木

 

手前の籠には一円玉がじゃらじゃら。お賽銭、ですかね。

 

 

オガタマの木の実です。

 

手をかざしてパワーをいただいてきました。

 

さて、二の鳥居から川の方に向かって歩くと、一の鳥居があります。

 

 

これは結構デカイです(笑)

 

一の鳥居の両側に、小さな鳥居があります。

これは日本三霊泉のひとつ、「忍潮井(おしおい)」です。


それぞれの井戸の中に小さな鳥居が建てられ、水底には「男瓶(おがめ)」と「女瓶(めがめ)」

と呼ばれる2つの瓶があり、1000年以上もの間、清水を湧き出し続けてきたとされています。


 

女瓶(めがめ)

 

 

男瓶(おがめ)

 

どちらにも鯉が泳いでいました。綺麗な湧水です。

 

 

息栖神社は少年ジャンプ「弱虫ペダル」の聖地?らしいです。

私は残念ながら「弱ぺダ」は読んだことないので詳しくないのですが、聖地巡礼にはいいですね。

 

東国三社巡りは近年注目され、参拝者が増えているとか。

関東ですし、車なら一日あれば十分回れますよ。