「今日、何やったの?」
「うーん、よくわかんない。いっぱい遊んだ〜!」

こんな返事に、ちょっと戸惑ったことはありませんか?
「え…遊んできただけ?」
「ちゃんと習ってるのかな?」
そんな不安が頭をよぎるのは、ごく自然なことだと思います。

実は、私も同じように思った経験があります。
でも今、指導する立場になって見えてきたことがあるんです。





「遊んでいる」ように見える時間に、ちゃんと意味がある

レッスンの時間の中で、子どもたちは本当によく笑います。
ジャンプしたり、走ったり、お友達とふざけたり。
正直、大人の目には「遊んでるだけ」に見えるかもしれません。

でも、私はいつも“目的”をもってこの時間を組み立てています。

子どもたちにとって「楽しい!」と思えることの中に、自然と学びが染み込むように。
そんな思いで、レッスンの内容を工夫しています。






保護者の方の「不安」、とてもよくわかります

月謝を払って、時間をかけて通わせて…
だからこそ、「ちゃんと身についてるの?」「成果は出てるの?」と感じるのは当然のこと。

とくに、子どもがはっきり説明できなかったり、「ただ遊んできただけ」のように話すと、不安になりますよね。
私自身、親としてもその気持ちはよくわかります。

でも、目に見える成果だけが「学び」ではありません。

“心の成長”や”感覚“はレッスンの中でじわじわと育っていくものです。





いちばん大切にしているのは、「子どもが自分で伸びていく力」

私は、子どもたちが「やらされる」のではなく、
「やってみたい」「もっと知りたい」と思えるようになることを大事にしています。

だからこそ、「楽しい」が入り口になるように。
遊びの中にちりばめた“しかけ”が、いつか自分で気づくきっかけになるように。
そんな思いで、レッスンをつくっています。





もし、「遊んでるだけじゃないのかな?」と感じたら、
どうか少しだけ、その子の表情を見てみてください。

キラキラした目で何かを話してくれていたら、
きっとその中に、小さな学びの芽があるはずです。





”できること”が増える場所であると同時に、
“感じる力”や“関わる力”を育てる場所でもあります。
今日も子どもたちは、「遊んでるように見える」時間の中で、
ちゃんと、ゆっくり、自分の力を育てています