近年、自宅で手軽にできるエクササイズとしてピラティスが大きな注目を集めています。

 

特に、ピラティスリング(マジックサークル)は、その手軽さからSNSやメディアで頻繁に取り上げられ、「くびれができた」「太ももが引き締まった」といった効果や、「猫背や巻き肩といった姿勢の改善に役立つ」といった情報が広まっています。

 

手軽にインナーマッスルを鍛え、理想の美姿勢を手に入れるための必須アイテムとして、多くの方が手に取っていることでしょう。

 

 

  ピラティスリングとは?

 

ピラティスリングの特徴と仕組み

 

1. 一般的なサイズと重量

 

最も広く流通しているピラティスリングの直径は14インチ(約35.5cm~38cm)が標準とされています。

 

このサイズは、ほとんどのユーザーの体格と、多様なエクササイズ(手で押す、脚で挟むなど)に対応できる汎用性の高さが特徴です。

 

重量については、携帯性を重視した軽量モデルが280gから400g程度で主流ですが、より高い耐久性や負荷を追求した製品では、使用素材の違いにより400gから800g程度になることもあります。

2. トレーニングへのアプローチ

 

ピラティスリングは、双方向の抵抗を利用して、普段意識しにくい深層筋群に集中的に働きかけます。

 

脚で挟む動作は、内転筋群や骨盤底筋群を効果的に強化し、股関節の安定性を高めます。

 

また、両手でリングを押し合う動作は、上腕三頭筋(二の腕)の引き締めと肩甲骨周りの安定筋を同時に刺激し、姿勢改善に貢献します。

 

さらに、リングを体の中心線上で使用することで、腹横筋などの体幹(コア)が活性化され、運動の正確性(コントロール)を高めるフィードバックツールとしても機能します。

 

  ピラティスリングの選び方

 

ピラティスリングを選ぶ際、サイズや重量に加え、以下の要素も考慮すると、ご自身のトレーニングにより適した製品を見つけることができます。

 

1. 素材の特性

 

リングの本体は通常、グラスファイバーで構成され、その保護層やグリップ(ハンドル)部分にはNBR素材またはEVAフォームが多く使用されています。

 

EVAフォーム: 非常に柔らかく、クッション性に優れているのが特徴です。手で握る際や、身体の一部で挟む際に強い衝撃を和らげ、硬さを感じさせません。主にグリップ部分に使用され、快適な使用感を提供します。

 

NBR: 安定したしっかりとしたサポート力と高い耐久性を兼ね備えています。EVAほどの柔らかさはありませんが、密度が高く、力を加えた際にリングの変形を抑え、より確実に力を伝えることができます。この特性から、変形を多く受ける外側の保護層などに採用されることが多いです。

 

2. 抵抗力(負荷レベル)

 

製品によって提供される抵抗力(負荷レベル)が異なります。多くの製品では、「弱(ライト)」「中(ミディアム)」「強(ヘビー)」といった形で負荷レベルが明記されています。

 

初心者の方やリハビリ目的で使用される場合は、中程度の抵抗力から始めることをお勧めします。

 

抵抗力が強いリング(ヘビー)は、より筋力のある方や、トレーニングに慣れた方が負荷を高めるために適しています。

 

 

以上で、ピラティスリングの効果と選び方について簡単にご紹介しました。次回の記事では、図や写真を交えながら、具体的なトレーニング方法をより詳しく解説していきます。

 

こちらの記事の出典元は以下になります:
https://ritfit.jp/how-to-use-a-pilates-ring/