新しいWuthering heightsを見ました。
エミリーブロンテの長編小説で、
悲恋を描いたストーリーで有名な作品ですが
有名な映画は、オリヴィエなんちゃら(笑)の
主演していたものです。
今回は、再映画化された方を観ました、
2008-2009年ごろでしたっけ。再映画化の話題が
上がったものの、主演が降りたり、抜擢されたり
はたまた監督も変わったり。
なんか不思議な展開だったので、個人的に
気になっていた映画化だったんです。
時代が違うとはいえ、嵐が丘は、非常に
エキセントリックな情念を描いたものとして
怖い話だと思いますし、さぞ、問題作なんだろうと
思っていたんです。監督すら変わったりしているのは
きっとそのせいだと思っていたんです。
ところが、全然、スマートだった(笑)。
毒気がなく、ある意味、肩透かし。
なんだよ、これ。
あの原作の毒気がない!(笑)
描写も美しい映像ばっかり。
もっとオドロオドロしい感じとか、
復讐とか、逆に、激しい色恋とかも無いので
ひっじょーに。びっくり!
エミリーブロンテ泣いてるんじゃなかろうか?
主演のカヤなんちゃらも(笑)、凛とした美しさはあって
キレイだけどさーー。だから?って感じ。
なんか狂気の表現力がイマイチだったし。
お兄ちゃんもイケメンだけど、役どころが、
汚れてるから、勿体ない配役?
期待のヒースクリフ役は、なんと黒人という設定!
ここだけ、やけにラジカルなことにも驚き。
でも、無理あると思う。
ヒースクリフは、消えてから、再登場するが
この間のストーリーはない。描かれてもいない。
この時代、黒人で、奴隷のように扱われて逃亡した彼がお金持ちになって、再登場するのは、無理があると思う。
余談だけど、役者はよかったよなー、ヒースクリフ。
かっこいいね!
だけど、もう少し大人な香りのする俳優を
再登場碁は使っても良かったかなと思う。
折角、ストーリーも、二部構成なんだから
あっと驚くヒースクリフに変身させていいんじゃないか?(笑)
あんな子役そのまんまな俳優じゃなくってもいい(笑)
しかも、あんな天使みたいなヒースクリフじゃあ
復讐とか似合わないよなー(笑)。
あとはエンディング。
ざんねんー!
そこで終わり?(笑)って思い…。
ヒースクリフの怨念というか、復讐劇は、
まさにそこからエスカレートするんじゃないのか?
ってところで、エンド。
Wuthering heights の持ち主になって終わり…
めでたし、めでたし、みたいな結び。
いや、ここからじゃないのか?と思ってしまった。
いずれにしても、120分もひっぱるのに、
感動の薄い映画というのか、単なる懐古主義的な美しい映画とでもいうのか、味わいに乏しい映画になってしまったような気がして、残念でした。