なんにもないのに
なにもかもある
なんにもないけど
なにもかもある
なんにもないから
なにもかもある
私の今は
そういう真実で溢れています
「いま、わたしたちは愛について話しているのだよ。一枚の木の葉、一握りの種、まずこういうものから始めるんだ。そして愛するとはどういうことなのかを、ほんの少しずつ学ぶのだ。初めは一枚の木の葉、一降りの雨、それから、木の葉がお前に教えたことや、雨が実らせてくれたものを受けとめてくれる誰か。容易なことではないよ、理解するということはね。一生かかるだろう。私も一生涯をかけた。しかもまだ悟ることはできない。だが、これだけはわかっている。自然が生命の鎖であるように、愛とは愛の鎖なのだということ。こいつは紛うかたなき真実だ。」
「チャーリーは、愛とは愛の鎖のことだって言ってたわね。あなたも聞いていてわかったと思うけど、それはこういうことなの。一つのものを愛することができれば、次のものを愛せるようになるの。愛は自分自身で持つべきものであり、共に生きてゆくものなのよ。それがあれば、何でも赦すことができるわ。」
トルーマン・カポーティ『草の竪琴』
“祈るなんてくだらん
自分で動け”
そう言ってくれた彼女に
私はきれいごとではない愛を感じたのです**


