7月末に母が亡くなってずっとドタバタしてしまい、かなり長い間ブログを書くことができなかった。

 

息子は、夏休みは私が細かく立てたスケジュール通りに宿題をこなしたので、

毎年数日前に「やってないじゃないの!」ということは少なくて済んだ

(ゼロではなかった、何故だ?)。

 

2学期すぐの復習テストは、その割には点数に結びつかなかった。

国語はまあ悪くはなかったが、社会は覚えきれておらず、

算数は基礎的な計算力が落ちていて時間切れ。

ここで弾みを付けられれば・・・との淡い期待も砕け散った。

 

専門の塾はどんどん人気が出てきたからか、

1クラス4人で行うことがほとんどになってしまった。

中には多動や衝動の障害を持つお子さんもいて、

どうしても息子のような静かな子は後回しにされてしまい、

簡単なプリントだけやって終わり。

これでは意味が無いため、ひとまず休会した。

発達障害が浸透してきて、塾も今が過渡期なのかもしれない。

サポートしてくれる場所が足りないので、致し方ない。

 

学校では相変わらず先生やカウンセラーが協力してくれるものの、

なかなか歯車が噛み合わない。

また自分で色々調べてはみるものの、なかなか良い案や施設が見つからない。

5年生も半分過ぎてしまうので、この事態を打破すべく、

先日教頭先生に相談してきた。

 

ベテランの先生なので、かなり有効なアドバイスを頂くことができた。

そして、学校ができる最大限のことを考えてくださった。

本当に熱心な先生なので、私自身が救われる思いだった。

お忙しい中時間を割いてくださった先生には感謝の気持ちでいっぱいだ。

 

先生にご紹介いただいた外部のカウンセリングに行くことと、

幼稚園以来久しぶりに病院を受診してみようという話になった。

あとは、カウンセラーの先生から教えていただいた「ライフスキルトレーニング」をしてみる。

先生曰く、息子は「ソーシャルスキルトレーニング(SST)」は必要ないらしい。

それよりも、自立した大人になるために、日々のことができるようにすることが必要だと。

 

私の体調は、最近ようやく落ち着いてきた。

仕事もセーブして、息子に時間を使うことに決めた。

こう思うようになったのは、栗原類さんの著書を読んだのがきっかけだった。

 

発達障害の僕が 輝ける場所を みつけられた理由 
栗原 類 
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彼と息子の障害がとても似ていて驚いた。

そして、彼のお母様が熱心にサポートされていたこと、今も続けていることで、

彼が今「居場所」を見つけていることは、

私にとっては大きなヒントになった。

 

もちろん、似ているからといって同じことにはならないと思う

(息子は純日本人、ごく平凡な容姿だし)。

でも、必要な時に的確なサポートがあれば、どうにかなるのだと思った。

 

記録として、また時間を見つけて息子の様子を記していきたい。

 

*テーマを「発達障害」から「ADD」に変更しました。