養肝茶

養肝茶

目の疲れ、便秘などの症状がある方、

デスクワークなどで長時間座る方

などに向いているお茶です。

「肝火旺」(Gan Huo Wang）という状態を改善します。

肝火旺とは、「肝」とありますが、肝臓が悪いということではなく、

中医学のひとつの理論です。

不規則・不適切な食事、生活習慣の乱れ、精神的なストレスなどから来る一種の身体の状態です。

肝火旺の症状としては、

目が疲れて物が見づらい、目の充血、目の乾燥、気分が悪い、頭痛、舌苔が濃くなる、

イライラしたり起こりやすくなる、などです。

材料は、

菊の花　　３ｇ

桑の葉　　３ｇ

クコの実　５ｇ

烏梅（うばい）　３ｇ

決明子（炒ってあるもの）　８ｇ

です。

決明子は、炒ってあるものと生のものが売っていますが、

もし生であれば、自分で炒ってから使う必要があります。

中医学では、肝臓と目には密接な関係があると考えられているようです。

肝臓は人体におけるビタミンAの主要な貯蔵器官であり、人体の目にとって重要な栄養素を提供します。

肝臓は特に、網膜に重要な栄養素を供給する役割を果たすそうです。

肝臓に問題があると、黄疸など、目に現れます。
肝火が上がり、目に達すると、目の炎症を引き起こし、赤い血管も現れます。

そのため、肝臓が良くない人は、目の血管が浮いて、物がぼやけて見えたり、目が乾燥したり、

疲れやすかったりなどするようです。

日常生活では、ビタミンやタンパク質を十分に摂取することが推奨されるとのこと。

また、ストレスを避け、穏やかな心で過ごし、疲労を避けるよう注意する必要があるとのこと。

うーん、ストレスや疲労は肝火だけの問題じゃなく、万病のもとって気がしますね。