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雲と空

ことばと風景 - そして ― 私

   

   へこたれぬ貌つきをした馬鈴薯がひとつこぼれて廊下をころがる

 

    理不尽さは

    もだもだと  わだかまる

    もつれたがる

 

    馬鈴薯は同じ貌つきをしていない

    同じ畑で、同じように育ったはずなのに

 

    当たり前の事が

    たまらなく懐かしく思える日

 

    馬鈴薯を、掌にのせる

 

     励まされるとは

     こういうこと なのだろうか

 

    雲よ、大笑いをしているのか、、、、