こんにちは太陽

お久しぶりでございます!


第二子が生まれて以降、
育児に追われ過ぎて更新する暇なんて
作れず、、、泣

それでも毎日楽しく
子供たちと過ごしていますイエローハート



今日は子供たちの事ではなく別件で、、、




うちの近所に子猫が捨てられていました。

我が家とお隣さん家の塀の間に
ダンボールに入れてられた子猫が5匹。

ダンボールには空気が入るように
小さな穴が数箇所あけられており
開閉部はガムテープでしっかりと
とめられていました。

お隣さんはデイサービスを利用している
おばあちゃんが一人暮らし。

そのおばあちゃんがダンボールの存在に気づき、
我が家へ連絡に来てくれました。

『うちとの塀の間に子猫が捨てられいる。ダンボールは開けていないが、子猫の鳴き声がする。何匹いるかは分からない。』と。

そのおばあちゃんとダンボールのところへ行くと確かに子猫の鳴き声が。

開けてみると子猫が5匹。

カリカリのキャットフードと共に入っていました。

まだ乳離れしていない小さな子猫ではこのカリカリは食べられるわけもなく、、、

我が家では3歳、0歳の子供がいるし、先述した通り、既に猫を飼っていますし、持病がある猫なので我が家で保護して飼う事は困難です。

もちろん、隣のおばあちゃんも高齢であり、足腰が弱ってきているので飼うことは困難。

警察に連絡すべきか、保護団体に連絡すべきか迷いましたが、ネットで調べると【警察に連絡すると連絡した者が警察から保護するか、保健所に連れて行くか選択を迫られる。飼い主から届け出が出ているか、飼い主が名乗り出るまで自宅で保護。3ヶ月以内に飼い主が名乗りでなければ拾った人のものになる】という文言を目にしたため、とりあえずうちの住所から一番近いところで猫の保護をしている団体に連絡しました。

やり取りの詳細は割愛しますが、
その保護団体の方から
『うちも保護スペースギリギリでやっているのですが、今回はうちで保護します。病院代とその他餌代など出していただけますか?◯万円ほどで大丈夫です。』
と言われました。

うちは幼い子供が2人おり、私も専業主婦で、決して裕福ではないです。
要求された具体的な金額は伏せますが、そのお金を出すのも正直、かなり躊躇いました。

その事を含めて、
お金を出す事は難しいと伝えると
『猫の保護活動を団体としてやっていて、保護の依頼があるとうちとしては見捨てる事はできない。余裕がない中で今やってるし、◯◯さん(私)も見捨てる事が出来ないからうちに連絡をくれたのだろう。そこはお互い様という事で◯万円負担してほしい。』
と言う趣旨の話をされました。

それでもお金の負担は困難と伝えると
『うちは連絡をもらった以上は保護しなければいけない。なので保護はする。だから◯◯さん(私)もうちに連絡した以上は◯万円負担するべきなんですよ。そうでないならお宅の先住猫と上手くやれるよう努力して◯◯さん宅で保護したらどうか。◯◯さんも見捨ててはおけないですよね。』
と結構強い口調で言われました。

テレビなどで動物保護の番組や、保護団体の現状をあくまでもテレビでやっていた範囲でしか見ていませんが、それでも保護団体も人員や金銭面で苦労しながらも保護してくださっているのを見てきました。

なので保護団体も相当苦労しながら身寄りのない猫たちの世話をしているのを素人なりに少しは理解しているつもりです。

うちも家計に余裕があればこの子猫たちの幸せを願って金銭の負担をしたでしょう。

でも無い袖は振れないんです。

お金は出せないけれど、うちの猫が使っていた猫用のトイレ2つ(洗浄済み)、3段ケージ1つ(洗浄、解体済み)、2段ケージ1つ(洗浄、解体済み)、猫用キャリーケース2つ(洗浄済み)、ストックしておいた猫砂とキャットフードを寄付できる事を伝えましたが、それは不要、必要なのは病院代などの経費との事で断られてしまいました。

金銭の負担はどうにも出来ないし、他人に対してそんな口調なのかと、話しても平行線を辿るだけだと判断したので、こちらから相談しましたが今回は諦めることにして電話を切ろうとしました。

ですが
『その子猫たちどうするつもりか。見捨てるのか。保健所に連れて行くのか?』
などなど聞かれ、しまいには
『保健所は酷いですよ。殺処分されますよ。殺されると分かっているのに保健所に連れて行く気ですか?保健所に連れて行く事は◯◯さん(私)もその子猫たちを殺すのに加担したことになりますよ。』
とまで言われました。

ここまで言われるのかと。

保護団体にも事情はあるでしょう。

でも我が家にも事情はあるんです。

一番悪いのは子猫たちを捨てた人ではないんですか?

自分で保護する事は出来もしない、お金を出す事も出来ない、でも子猫を助けたい、お金出せないけど団体で保護して欲しい、、、
自分が偽善者なのはよく分かります。

見て見ぬふりをする事もできます。
でも野垂れ死ぬのをただ黙って見ている事はできないです。

警察に連絡して自宅で保護、保健所の選択肢を迫られたら私には後者しか選択できません。
団体の方に言われたように保健所=殺処分が待っていたとしても。

でも猫とはいえ、せっかく生まれた命。
野垂れ死ぬ事も殺処分される事も私は避けたいからこそ保護団体に相談したんです。
団体の方からすれば相談=依頼なのかもしれませんが。

家庭の経済状況が苦しく、保護団体からは金銭を強要され、保健所を頼れば子猫殺しの加害者と言われる。

では、どうする事が正しいんでしょうか。

どうすればいいんでしょうか。



先に連絡した保護団体の方からの説明や口調などの事もあり、保護団体に連絡するのも躊躇いましたが、警察で保健所行き、自分で保健所に連れて行くよりはと隣県の保護団体へ連絡しました。

自宅での保護、金銭の負担は難しい事、
先述した猫用トイレやケージ、キャリーケース、猫砂とキャットフードの寄付は可能な事を伝えました。

『本来なら病院代をお願いできませんか?とお伝えするところなんですが、トイレやケージなどの常用品、猫砂やキャットフードもそんなに寄付してもらえるのは、とてもありがたいです。こちらから子猫ちゃん達をお迎えに行くので、その時にケージなども一緒にいただいてもよろしいでしょうか?』
と、とても丁寧に対応していただけました。

とりあえず保護してもらえるのでホッとしましたが、お迎えに来るまではまだ少し時間がかかるので、子猫たちをダンボールごとうちの玄関に入れ、大きめのダンボールに移し、小さい簡易トイレを作り、近所のペットショップへ子猫用のミルクとウェットフードを買いに行き、与えました。

団体の方が迎えに来るまでにご飯もミルクも5匹で完食。
トイレも猫砂の上でパーフェクト

団体の方がお迎えに来てくれて子猫たちは寄付の品々と共に旅立って行きました。

お迎えに来た団体の方と少しお話を。
『県内にも◯◯◯って団体ありますよね?』と言われたので午前中の出来事を説明すると
『そうなんですね。それぞれの保護団体でもいろんな事情はありますからね…。』と苦笑してました。

そして
『この子たちはうちで責任持って面倒見ますし、里親さんを探しますから安心してくださいね。寄付もありがとうございます。』
とも。




保護してくださった団体には感謝しかありません。

子猫たちの保護もそうですし、処分するしか無いと思っていたトイレやケージ等も再利用してもらえて。

私の住む地域にも地域猫が数匹います。

その子たちはみんな避妊・去勢手術を受けている子で成猫です。

とあるお宅で餌やりをしているらしいんですが、今回は避妊・去勢手術をするにはまだ時期の早い子猫でしたし、これから梅雨の時期に入るので雨が降る中で外での生活は成猫に比べれば過酷を極めると思います。

本当に保護していただいて助かりました。

幸せな保護猫生活、素敵な里親さんに出会える事を心から願うばかりです。



今回、捨てられた子猫たちに関わってたくさん勉強になりました。


保護団体に無理を言ってしまうのはわかりますが、お金が出せなくても、偽善者と言われても、やっぱり捨て猫を見捨てる事は私には出来ないです。
今回は子猫でしたし余計に。


本当に本当に保護していただけて良かったです。





それにしても子猫を捨てた人は許せない。