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※この記事にはイモリの写真を載せています。両生類の苦手な方はご注意ください。※

今うちに居るイモリの幼体4匹が産まれたのは3年前になります。
今は4匹ですが、卵の数とそして産まれた数も当初はもっとたんさんいました。

   4匹の各成長段階にかかった月日のメモ
2014年5月 卵が産まれる
      6月 卵から産まれる (↑の1か月後)
      9月 上陸         (↑の3か月後)
     10月 食べる       (↑の1か月後)
2016年6月 1匹だけ水に戻る(上陸から1年9か月後)
2017年6月 2匹目も水に戻る(上陸から2年9か月後)

卵から産まれた時を誕生日としても、もう3歳になると言うことですね。
うん、すごく小さいけどうちのダックスたちより2年以上先輩だ
!!上↑のメモの 「10月 食べる」 は、イモリが上陸してから初めてご飯を食べたと言う意味です!
水中で卵から産まれて、上陸するまでの数か月はそのまま水中でご飯を食べて成長していくのですが、上陸して水から上がるとしばらく絶食期間に入って何も食べなくなります。
うちのイモリたちの場合はその絶食が1か月続いて、1か月後やっと初めて食べてくれましたニヤリ
その絶食期間が一番大変だったのですが、そのあたりのことも今からイモリ写真とともに書いていきます。

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イモリの卵です。
はじめ透明の膜の中には白っぽい丸い満月のがあり(それが赤ちゃん)、よく見ると真ん中に横線が入っていて上下でなんとなく明暗が分かれているように見えて半月太極図っぽかったので宇宙の始まりを連想させて神秘的に感じたのを覚えています。写真の卵は、細胞分裂が終わってもうほとんどイモリの赤ちゃんの形が出来上がっています。

胚がだんだんイモリっぽい形になっていくのは見ていて面白かったです。
お!目目みたいなのがある!エラっぽいのが出来てる!すご~い爆  笑!!と興奮して観察していました。
ねこじた(母イモリ)が緑の水草のオブジェに産んだ卵は、見つける度にその部分をチョキンと切って違うプラケースに隔離しました。↑オレンジのやつはそのままオブジェごと隔離しました。
隔離するのは親イモリが卵を食べるのを防ぐ為と、水質を保つよう水替えしやすくする為です。
卵の中の赤ちゃんが成長してくると、時々卵の中できゅるっとと言うかくるっとと言うか結構速いスピードで回転する時がありました。ケースに衝撃が起きると動いた気もしましたが、ツンツンしても動かない時もあったので、関係あったかどうかはよく分かりません。

実はこの前年も卵を見つけて何匹か上陸するまで育てることは出来たのですが、上陸後にみんな絶食したまま誰も食べてくれずに餓死して全滅させてしまっていました滝汗
その時は水槽全部を洗う時に水草のオブジェに付いていた卵に途中で気付いて、きっと何個か流してしまったしお湯で洗っていたので隔離はしたけど駄目かも…と思っていましたが、何匹か産まれてくれました!
繁殖をしようと思っていたわけではないので冬眠もさせてなかったし(冬眠させると卵を産みやすくなるそうです)卵があるとは思ってもいなかったので、初めて見つけた時は凄くびっくりしたと同時に焦りましたアセアセ
でもその年は結局1匹も大人にしてあげれず全滅させてしまったのですが…えーん

前年のこともあって次の年また卵を見つけた時は嬉しさと不安が入り混じっていましたが、出来るだけたくさん卵を確保しました。それでも見つけきれなかった卵や夜中に産んだ卵はきっといくつかは食べられちゃっていたと思います。取り出して隔離した卵も全部が無事に産まれてこれるわけではなくて、細胞分裂の途中で白く濁って産まれる前に死んでしまう卵もいくつかありました。

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産まれました!!
この年は26匹~くらいのイモリの赤ちゃんを卵から孵すことが出来ました。
前年よりは多いですが、産んだ卵の数からしたらきっと凄く少ないと思います。

産まれたてのイモリの赤ちゃんはとても小さく手足もなく、メダカの赤ちゃんのようです。
でもよく見ると顔にエラが生えていて、成長するにつれてここからどんどんエラも大きくなり手足も生え体も半透明っぽくなりウーパールーパーのようになります。
上↑と同じサイズのプラケース6個に赤ちゃんたちを4~5匹に分けて入れて、共食いを軽減させる為に成長するにつれてバラつきの出てくる赤ちゃんの大きさを出来るだけ同じサイズの大きさ別に引っ越しさせていきました。それでも共食いを完璧に防ぐことは出来ませんでした。今思えばこのサイズのケースに4~5匹ではまだ多かったんだと思います…

卵から産まれてから上陸するまでの(↑このメダカからウーパールーパー期の)水中生活期をイモリの幼生と言います。幼生のエラがなくなって上陸する時、エラ呼吸から肺呼吸(と皮膚呼吸?)仕様の体になることを変態と言って、変態してから成体になるまでのちっちゃなイモリ期を幼体と言います。幼体からどの段階で成体になるのかは少し調べたけどよく分かりませんでした。水中生活に戻るようになったらなのか、繁殖が出来るようになったらなのか、脱皮するようになったらなのか…?脱皮ならうちの子イモリたちはもう結構前から何回もしていますが、もう水中に戻ってるイモリでさえまだかなり小さいしお腹もオレンジ色なので、私はまだ幼体だと思っています。
このブログでイモリベビーとか赤ちゃんとか子イモリとかイモリの子供とか色々呼んでいて分かりにくいので、ちょっと整理します。
初期水中生活の幼生を「赤ちゃん」、上陸後の幼体を「子供」、幼生とか幼体とか成長段階に関係なくうちで産まれた二世たちを「イモリベビー」とか「子イモリ」と呼ぶことにします

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ねこじたが一所懸命に水草オブジェに卵を産んでいるところです。後ろ足で葉っぱをがっしり掴んで体を反らせたりジタバタ暴れながら頑張って産み付けています。前年の時は産んでるところは見たことなくて、2年目初めて産んでいる瞬間を見ることができました!!
なんだか凄く大変そう…ねこじたは数日かけて何回かに分けて何十個も卵を産みました。

こんなに苦労(?)して産んだ卵を自分で食べちゃうなんて…と思いますが、自然界と違って限られた空間に閉じ込められているわけですから仕方ないですよね。卵を隔離してオブジェに何も付いてない時もしばらくは葉っぱの部分を凄い捜索していたので、卵はかなり美味しいんだと思いますアセアセ


この記事で卵~上陸後の幼体が水に戻るまで書くつもりだったんですが、幼生(赤ちゃんたち)のご飯のことすら書けませんでしたショボーン毎回そうなんですけど、自分が考えてたペースで全然書けてないです滝汗いつも思った以上に文章も長くなって写真の縮小とかにも時間かかってこの様ですわショボーンアセアセ

次回のイモリ記事では、全滅させてしまった前年(2013年)と4匹生き残らせることが出来た2014年を比較しながら、ご飯のことなどの記事を可愛いウーパールーパーのような幼生写真を載せながら書いていきたいと思いますニコニコガーベラ
できれば上陸後のところまで進めたいですがショボーン