そろそろ年賀状を準備する時期になった。
注文する前に(我が家はプリンターがないため年賀状はいつもお店に頼む)、私が作った年賀状を夫に見せる。
「こんなにこどもを全面に押し出さなくていいよ」
返す言葉に詰まった。
我が家はこどもが欲しいなと思ってから長女を授かるまでに少し時間がかかった。
その間に送られてきた友達からの、こどもの写真がたくさん使われた年賀状を見て、見るのが辛くてこっそり1人で涙したことがある。
なかなかこどもを授かれない悔しさや焦り。何の苦労もせず順調にこどもを授かった(ように見える、だって本当のことは分からない)友達への妬み。破り捨てたこともある。新年からこんなものたくさん見なくちゃいけない、最悪の年明けなんて思ってた。
完全にこじらせていたあの頃の私の心。
私の友達、すごいことに既婚者は皆こどもがいる。
しかし、夫の友達はそうではない。こどもがいない夫婦が多い。
夫は年賀状の破壊力を知っているのかも。
私1人しか知らないと思ってた。
一瞬でこんなことを思い、
「そうかな。じゃあ写真減らすか」
と応じることにした。
でも少し思う、可愛かった七五三のお着物の長女、初お目見えの次女、年賀状にちゃんと載せたかったな…
でもやっぱり思う、それは私の自己満足だなと。