R+T 作品の棚 -7ページ目

ロボット

ロボット





数百万のシステムで

幾億の知識で挑んでも

やっぱり君は摩訶不思議



頭の中の思い出で

君は胸が痛いと言う

心の内(なか)の感情で

君は目から涙を零す


君を解読するために

手の温もりを 肌で感じて

胸を熱くしなければ



人間になりたい 君が欲しくて

君が愛しくて 君になりたい 



僕は君との毎日を

メモリーに全て 記録する

君は僕との思い出を

脳と心で 記憶する


二人にとって記録と記憶が

同じ重みであるように

寝顔を見つめ 神に祈る


人間になりたい 君が欲しくて

君が愛しくて 君になりたい 




(したた)かな君を

憎んで 魅かれて 恋をする

もしも僕が消えたなら

君は傷ついてくれるだろう

けれど

朝から涙は一週間

一年後には 夜だけ泣くだけ

十年経てば ふいに時々

悲しくなったりする程度

だって君は

人間だから




人間になりたい 君が欲しくて

君が愛しくて 君になりたい 



人間になりたい 君と同じに

忘れないで 君になりたい 


人間になりたい

人間に 

君に