登呂遺跡をじっくり楽しむとすでに昼近く。

月末の大阪出張で会う予定のシスターゆかりに、腰くだけなお土産を買う。


はにわのクリップ、「はにわっぷ」

と、登呂のゆるキャラ「トロベー」ようかん。

チームに新卒を迎えて、業務2倍以上のゆかりにピッタリ。

※水のよいところにようかんあり。サウナーより。


次に向かったのは、「久能山 東照宮」

この半年で3箇所目の「東照宮」

付近の有料駐車場に車を止めようと窓を開けると、おじさんが言う。

「石段だよ!大丈夫?」

そーなんだ。

軽く「大丈夫」と返しておいたが、のちに

「このことだったのね」と納得することになる。


石段は、1159段(片道)あるらしい。

日々13000歩を歩き続けるわたしには、実は大したことはない。

しかし、すれ違う人たちは息も絶え絶え。

こんな思いをしてまで、数100年後の人々が詣でるとは、おそるべし、徳川家康。

本気で思っていたかなー、こうなるって。






日光の「陽明門」ほどではないが、細かな細工の門。

そして、やはり縁起担ぎの「逆さ」模様もあった。

完璧すぎるものには、魔がさす

を恐れてのことだとか。

または、いつまでも「未完成」のままにするため、とも。


途中の「潮見坂」

いい眺め。

こんなところに墓所を作らせるとは、またまた恐るべし、徳川家康。


そして、1159段の末の墓所。

素直に思う。

すごいぞ、徳川家康。

自己主張と承認欲求において、右に出る者いまだなし。