カレンダーに
「ローソン」
と黙って書き込んでいった一姫。
いままでアルバイトをしていた居酒屋の店長と私が連絡をとり、シフトを週1回にしたので、もう一件アルバイトを探してきたようです。
うんざりなのは当たり前ですが、前のようにアルバイトを増やして嘘をついたりしているよりはましなのか、とも思えます。
的外れではありますが、お金がほしいからアルバイトをする、というのはあながち間違った考えでもないし。と。ハードルは下がる一方です…。
自分がやってることも正しいのか間違いなのか、さっぱりわかりません。
カニ男には責められるだけで、話し合いなんてできません。というより相変わらずまったく家におらず、一姫の行動も知らないのですから。
なんだか孤独 かも。
それでもお弁当を作るのです。
そしてなぜか一姫も食べては来るみたいです。
それだけが支えみたいになっています。