昨夜、カニ男との約2時間のお話し合いのあと、一度帰宅し、代休の14日の夜まで頭を冷やすため、帰らないと友人の家に泊まりに行きました。
カニ男には、おかあさんの言っていることはわかる、悪いことをしてるのもわかっている、でも今は「はい、そうですか」とはどうしても聞けない。と言ったそうです。

まあ、実はその間に彼氏の誕生日なども、あり、遊びたいのも本音だとはわかっていながら、今は思う通りにさせよう、と思いました。

今日になって、アルバイト先の店長さんから電話をいただきました。昨夜一姫と電話で話したそうです。

お母さんが言ってることが正論なので、やはり場合によっては解雇も考える、お母さんが許可されるならまずは週1回のシフトにするからちゃんと勉強してから来い、アルバイトだと嘘をついたり、家に帰らないことがあれば解雇する、と言っていただいたそうです。

また、夕方には彼氏のKサカさんもご自分の携帯電話から電話をかけてくれ、これが自分の携帯電話の番号です。ご心配なことがあればいつでもかけてください、と言ってくれました。

こんな風に、アルバイト先やつきあっている男の子にまで連絡をする、という行為は最もしたくなかったことです。
一姫も、してほしくなかっただろうし、なんといっても私の変なプライドみたいなものがしたくない、と訴えていました。

でも、もうやらなきゃだめだ、と思って助けを求めました。

周りの人は思ったよりずっと誠実に応じてくれ、想像していたよりずっと親身になってくれました。
二人ともなげだすことは、いくらでもできたし、それを誰に咎められることもなかったのです。
なのに「おかあさんの必死の思いが伝わってきたので、なんとか力になりたいと思いました。」と私のような者に言ってくれました。

そして、一姫もまた、そうしてもらえるだけの付き合い方をそれぞれしていたんだ、ということが嬉しかったです。

今までなんでもできる、1人で解決するべき、と思ってきた自分の傲慢さを改めて思い知りました。

頼って、頼んで、泣きついて、支え合って助け合って、私は生かされているのだと、やっとこんな歳になって実感したのです。

結局、なんでも子どもが教えてくれた、そんな気がします。

一姫が帰ってきたら、もう一度話をしようと、思います。
そして、今度こそもう親のことなど軽くこなしてもっと自分の高校生活を楽しんでもらいたいです。