私はいつおとなになったのだろう。

覚えていないけど、気付いたらおとなになってしまっていた。

おとななんて、と思っていたはずなのに。

おとなになっても忘れないでいようって思っていたはずなのに。

いつのまにかまったくわからなくなっていたこどもの気持ち。

一生懸命思いだそうとする。

13のときの、16のときの気持ち。

どんなにがんばってみても、想像の域を出ない。

おとなはこどもに何をしてあげられるのだろう。

こどもの私はおとなに何をしてほしかったんだろう。

永遠にわかり合うことはないのかもしれないな。

おとなとこども。