昨夜一週間の海外出張から戻ったカニ男。

出張中に電話やメールで一姫のことはざっと伝えていました。

一応、メールなどで帰国したら、留学のこと話そうっては言っていたみたいです。

でも、帰ってもすぐに話もせず、顔を見てもお互いなにもたずねず。

もし、私だったら、電話でも色々たずねてしまうし、帰国したらいつ時間があるのって何度も聞いて、必ずそのとき話そうねとしつこく約束を取り付けるだろうな、と思いました。そもそもこんな状態の一姫を置いていくことなんて不可能だし。

やはり、父親と母親は子どもに対して存在している位置がまったく違っているのだな、と改めて思いました。そしてそれぞれの役割を担う。

母の私が慌てふためいていてもカニ男は「それで話はもういいの?」なんて言ったり、「わかった」って一言だったり。その対応ですぅっと気持ちが冷めることもあれば、なんで私ばかりこんなに?って腹立たしくなることもあります。

子供との絶対的な距離が変わることはないので、芯からこの違いについて理解することはないのでしょう。お互いの立ち位置を理解して、「だから、そういう対応なのね」と思わないといけないのだと思います。

子供自身がこの距離については、無意識のうちに一番把握しているらしく、母は何を言っても、かっこ悪くても、矛盾していても、自分を曝け出す存在。父は互いに少しカッコつけていたい存在。我が家のように父親がほとんど不在の場合は特に父と子はいいとこだけ見せたい、見ていたい、という思いが強いのかもしれません。