今日のテーマはずばりです。


私の職種は「DTPオペレータ」


一定の種類の仕事の人しか知らないかもしれません。


おもにPCやMACを使って印刷物の版下を作る仕事です。


版下とはある年齢より上の人には「ガリ版の原版」といったら


わかりやすいでしょうか。


私の所属している会社は自社の製品を自社の工場で印刷しています。


実はこういうケースはあまりなく、通常は


クライアント → デザイン事務所や制作会社で版下作成 → 印刷所へ


という流れです。


そのため、各課程の詳細はお互いに入り込んでいない場合が多いのです。


モチは餅屋 ですね。


しかし、デジタル化が進んだこと、扱えるデータ容量が劇的に大きい媒体が格安で登場したこと、


環境に左右されにくく、操作が簡単なアプリケーション


が増えたこと、などにより、各課程の垣根がどんどん低くなってきました。


私の場合は上記の流れの真ん中のときもあり、右の印刷所になることもあります。


今回は、印刷所としてデータを受け取り、


その後、制作側としてデータを保全・運用していく立場。


印刷物の性質上、一度制作したデータを編集しながら、10年くらい運用していきます。


一度作ったら終わり のデータとは異なり、内容も重要になってくるのです。


しかし、今回のデータはひどかった…


まず、印刷所に納品したデータと元データが一致していない。


つまり、「校了」後にクライアントに無断で手を入れた。


その内容についてもまったくお粗末なものでした。

(内容詳細はやや専門的になるので割愛)


それより、何より制作会社の窓口の人の


対応がひどかった。


顛末の説明を求めても


・質問に答えない。


・専門用語を多用してけむに巻こうとする


・もともとは制作会社側の人為的なミスが原因だが謝罪の言葉は一切なし


前々からいろいろとこの会社には苦い思いをさせられてきましたが、


今回はさすがにQ太郎君もアタマにきたみたいです。


いっしょにアタマにくると少しはましかなあ、と思います。


しかししかし、この世界は日進月歩。


うかうかしているとちょっと前の常識は非常識に。


昨年とったDTPエキスパートの資格もちゃんと更新の勉強をしないと


まったく意味がなくなると思われます。


何歳までついていけるのかなあ。