手術の甲斐なく、アランは虹の橋を渡りました。


無事に帰って来ると信じていたので、未だに気持ちの整理がつきません。


手術を受けなくても苦しみながらの余命半年。だから私は手術に賭けました。


でも、たとえ手術が成功したとしても、回復までの痛み、苦しみ、入院や再手術などの恐怖やストレス。だから、賢いアランは自分で苦しみからの解放を選んだのかな。


答えは出ません。


アランのハグが恋しくてたまりません。


6時間に及ぶ手術。


全身麻酔だから、痛みや苦しみは無かったかな。


主治医や副主治医、看護師さんも、力を尽くしてくださいました。感謝しています。


アランにもらった愛情は特別でした。


私のところに「生きて」帰って来てと言ったんですが、更に辛い思いをさせてしまうところでした。


門脈シャントと診断されてから1ヶ月。あっという前でした。じっくりと考える間も無く、必死でした。


でも、アランは、それまで、ずーっと苦しかったんだよね。早く気付いてあげられなくて、ごめんなさい。


もっと愛情を注いであげれば良かったのですが、キリがないですね。


昨日からほとんどアランの傍にいて、だんだんと冷たく硬直していくアランを撫でながら、謝り、祈り、話しかけて、自分の気持ちを整理しながら、アランとのお別れをしています。