赤ちゃんが小さいと言われ

無事に産まれてきてくれるだろうか

果たして元気なんだろうかと

不安は募り

検査では異常がないけど、何で小さいかわからないといわれ

さらに不安になり


自分の理想としていた出産ができないことにさらに思い悩み

赤ちゃんの事を考えて自宅出産にこだわってた筈が

私は一体何が大事なんだと訳が分からなくなり

1人パニックに


今思えば、何をそんなに悩んでといるんだと自分に突っ込みたいですが

その時はとにかく必死で。笑


自宅で産めない可能性が濃くなってきて

病院での出産に対して不安が募り

どうして自分はこんなに不安なんだ

と考え


そうか!
病院での、出産の流れとかを一回も聞いたことがないからだなぁと思い


病院の助産師さんから
出産の流れの説明を受けたりして


病院で産むことに少しずつ覚悟を決め始めました




病院での妊婦検診の日

たまたまその日は産婦人科の病棟で

妊婦検診でした


改めて病棟を見て

"あぁ‥いわゆる病室じゃん(/ _ ; )

産婦人科といえばもっとホテルみたいなところもあるのに‥

病気じゃないのに‥"

と悲しくなり


主治医の先生が気を利かせて

分娩室見とく?と言ってくれたので

分娩室を見学し

さらに落ち込みました


そして、その日はたまたま病院の母親学級が行なわれており


38週にして始めて母親学級に参加しました

そこで話を聞くことで

病院も悪くないなぁ

と少し不安が和らいだのに


家に帰って

やっぱりまた

"分娩台か‥"←ホントに往生際が悪い。笑

と思いながらも眠りにつきました




翌日の朝6時頃

生理痛のようなお腹の痛みがあり

少しずつ痛くなってきて

おしるしのようなわずかな出血があったので


おぉー!
きたー!
これが噂の"仮陣痛"か!

と思い

本で見たいろいろなポーズをとって
痛さを逃がし

念のため陣痛の時間を計り

うん、やっぱり不規則だから本陣痛ではないと判断し

だけど、どんどん陣痛の感覚が狭くなり

仮陣痛って思ったよりも痛いなぁ

と思いながらも

陣痛の感覚は5分前後になり

でも不規則だから

と言い聞かせ1人で痛みを逃がしていたのですが


あまりにも痛くて

腰をさすってもらいたいと思い

帰って来てー!と主人に電話し

一応病院に電話しとくか

と思い電話するけど、

痛みのあまり電話もうまくできず

その状況に看護師さんから


"今すぐきてー‼︎"


と言われ


えっ⁈

これ陣痛なの⁈

とそこで初めて気が付き


慌てて帰ってきた主人と急いで病院に行きました


昨日来ていたことで安心感もあり

もう分娩台が嫌だとかそんなことを考える暇もなく


いや、むしろこんなに痛いんだから

もう、お腹切ってくれよー!

とまで思い。笑


病院について1時間くらいで

ツルーン!

と我が子が出てきてくれました


思ってた以上に小さくて

第一声が

"ちっさ!!!"

と思わず叫んでしまいました。笑


我が子が無事に産まれてきてくれて初めて

産まれる場所とか

産まれ方とか

ほんっとどうでもいいわー!

何をそんなに悩んでいたんだー!

無事に産まれて来てくれてよかったよ!

病院も悪くないじゃんー!

むしろ今回病院でよかったよー!と

180度考えが変わったのでした。笑


きっと娘が

往生際の悪い私に

病院での、出産を不安に思わないように

病棟と分娩台を見せて

あまり時間がたつと私が思い悩むから
悩む暇を与えないで


自分の体と


私の体調と


主人の休みと(ちょうど連休前)

全てのタイミングを見計らって

出てきたのだなー!

と思い感心しました

小さいけど立派な意志を持っている

赤ちゃんはすごいなぁと改めて思い

出産の不思議を体験したのでした


オワリ

yucca