私は29歳で初産だったんですが
出産方法に自宅出産という選択肢があることを知り
自分のリラックスできる場所で、自分のペースで出産できるっていいなぁと思い
熊本で自宅出産できる助産師さんを探して
お願いしていました
いざ、自宅出産をやろうと決めて準備していると
自宅出産できるのは意外と条件が厳しいことが分かってきて
胎児に異常がなかったり
妊婦にも異常がなかったりと
細かな条件がいくつかあることが分かってきました
それでも、自分は大丈夫だと
なぜか変な自信がありました
病院で何回かある検査も問題なく通過し
てもうすぐ出産だぁー、
とドキドキしていた妊娠9ヶ月の頃
病院で、胎児の小ささを指摘され
このままでは自宅出産できないと言われてしまいました
"えっ⁈"
"赤ちゃん小さいだけで、自宅で産めないのー⁈何で⁈"
もう自宅で産むと思い込んでいた私には
青天の霹靂‼︎
"嫌だ嫌だ!"
"分娩台に張り付けは嫌だー!"←勝手なイメージ
自宅出産にあたって、いろいろの本を読んでいた私は
分娩台で寝て産む姿勢や
促進剤を使うことに疑問を持っていて
なるべく自然に産みたいと思っていました
自宅出産や助産院で産む場合は
2500g以上ないといけないのですが
私の場合はそれに達しそうになかったのです
胎児が小さいと、生まれて来る時の負荷に耐えられなかったり
生まれた後の生理的体重減少に耐えられなかったり
黄疸が強くでたりと
いろいろリスクがあるらしく
その話を聞いても
なぜかそのリスクが実感できなかったのです
自宅出産と決めてからは
もし赤ちゃんに何か異常があったり
危険なことになりそうなら
赤ちゃんの安全が第一だから
いざとなったら病院でも大丈夫!
と思っていたし、周りにもそう言っていたのですが
いざそうなると納得がいかず
自宅出産にこだわりまくって
泣いて、泣いて
落ち込んでとっても抵抗していたのです(/ _ ; )
そんな私に
お世話になっていた助産師さんから一言
"赤ちゃんは生まれる場所も選んで生まれてくるんだよ"
"赤ちゃんは自分がちょっと小さいから病院の方が安心できるんだよ"
それを聞いて
はっ!とさせられました
そうか、赤ちゃんは自分で場所も選んで生まれて来るんだ
そうか、この子が選んだんならしょうがないな
と納得したのです
そもそも私は
"自宅で"産みたかったのではなくて
自分のペースと赤ちゃんのペースで出産したいと思い
自宅での出産を選んだのに
いつの間にか自宅という場所に無駄にこだわっていたなぁと気付かされました。
でも、この時点で
往生際の悪い私は
赤ちゃんが大きくなれば
自宅出産or助産院
で産める可能性あるよね⁈と考えていました。笑
長くなってきたので続きは後編で!