地球ゴージャス

『儚き光のラプソディ』

5回目の観劇

1階11列30番台

 

前回から1週間以上開けての観劇。

変わってるだろうか楽しみニコニコ




 

前日の公演(ソワレ)に撮影用のカメラが入っていると聞いて

撮影ならもう1公演は撮るんじゃ?と思っていたら、やっぱり今日も撮影用カメラが!

映像作品として見られる日が来そうですね爆  笑




 

今日もまた、素敵な舞台でした。

ストーリーが分かっててもグッと引き込まれるし、泣いてしまう。

そして、先の話が分かってるからこそ「あっ、ここでリアクションしてるんだ」と気づくこともあったりするんですよね。

 

岸谷さん寺脇さんのワチャワチャが

佐奈くんの歌もすごくなってた!(語彙力)

知寿さんの歌声も最高だし

風間くんとディバイン、最高なんだよね。劇場の空気が変わる

福くんのアクションがカッコよい。歌もダンスも上手いし。

戦場でのすずさん、歩絵夢とのシーンはグッと胸をつかまれる。

 

今日の大志くんも素晴らしかった。

大志くんの声は歌声もセリフも強い弱いだけではなくて、声の響きや揺らぎに感情が乗ってくる感じ。

なので、感情がリアルに伝わってくる。

迷いや悩み、相手への共感、懺悔、決意

そういった気持ちがすべて乗ってくるんですよね。

それができる人が舞台の真ん中に立って行けると思うんです。

ほんと、舞台に立つべき人だと思ったなぁ。

 

今日、休憩中に聞こえてきた大志くんを褒める声

「中川大志くん、舞台いいね!もっと舞台観たい」

「演技上手いよね~。歌もうまいし」

 

そう!そうなんですよ!!と会話に入りたい気持ちだった(不審者)

 

今日は更に大志くんの歌声が伸びやかで、真っすぐな歌声が聞いてて本当に心地よい。

目覚ましにしたら、毎日気持ちよく目覚めそう(ん?)

 

【今日のネタ】

すずさんが好きな焼き鳥は「ぽんじり」でしたね

宿なしヤドカリって。。。全裸みたいなもの?

仁義、ヤドカリと呼ばれる

SJ「聚楽よぉ」のテンションでアドリブかまして甲斐くん崩れる。

紫の御方、やっぱりSJロックオン

ラブホの時、大志くんベッド動かそうとしてたね

 

 

今日のカテコ

岸谷さんが大志くんの裾を引っ張って舞台へ戻す。

大志くんが「ありがとうございました!」とご挨拶




次の観劇まで少し間があり寂しいところではありますが、

毎日皆様の感想を読んでは思い出してニヤニヤするのが日課になっています(怪しい)

 

超個人的な『私のツボ』について曲に関することは前回前々回で書いたのでそれ以外の部分を爆  笑

日替わりというかアドリブの部分もあるかと思います

 

★すず(知寿さん)さん

私はセセリが好き(この間は砂肝に代わってた)

 

★歩絵夢(大志くん)の笑い方

ブーーーッって噴き出すの、誰考えたん??大志くん??

 

★歩絵夢「僕、イケメンじゃなんですかぁ~。父親は高身長で、母親は美人だったことは間違いないと」って言った後の『僕、何か間違ったこと言いました?』って顔

あの顔と、自分が言ったことは間違ってないって感じで頷いて振り向くタイミングがずるいのよ。

 

★マット(三浦君)の登場

腹筋どうなってるん?

 

★マットの動き方

チョコチョコ動く感じと、ミーアキャットみたいな動きと(伝われw)

ビジュアルと動きがマッチしないのよ(褒めてる)

 

★寺脇さんのお口チャック

チャック開くときの芝居が細かい。

チャック壊れる日あり

 

★お母さんじゃない!

甲斐くん(岸谷さん)が頭痛い?とか言ったときに「熱あるんじゃない?」っておでこをくっつけるSJ(寺脇さん)

甲斐「やめろよ!お母さんじゃあるまいし」

・・・間・・・

SJ「お母さんじゃない!」

そのあとのお母さんじゃない説明が自由。短パンいじりから、主婦が買い物してみたり、そのうち万引きGメン出てくる?(海盗セブン参照)

 

★寺脇さんの自由ボケにとにかく突っ込む岸谷さん

お疲れ様ですw

 

★風間くんと岸谷さんの動物の言葉が分かる日替わりネタ

風間くん演じる刃仁義は動物の言葉が聞こえるっていう設定なので、どう聞こえるのかと

語尾に鳴き声がつく?ようで

ニワトリ(ひよこ)は「~だコケ」

犬は「~だワン」

 

ここからが怪しい・・・

ヤドカリ「2LDKだヤドカリ」

ワニは「~だワニ」「ワニワニパニック」もあった

コモドオオトカゲドラゴン

アフリカ大〇〇子狸

毎日二人とも考える考える。

 

しかもこの日替わりネタの間、後ろの人々(大志くん、寺脇さん、三浦君、知寿さん)もリアクションしてて

大志くんは「へ~」「そうなんだ~」「なるほど~」とか呟いてる

 

★マットさんがSJをロックオン

初日、2日目見たときは全員に向かって話をしていたのに、なぜかSJをロックオンして目をじっと見たまま語る

SJも「なんで俺だけ・・・」と恐れるww

のびのびしてる紫の方は終始ツボなんですwww

 

★大志くんの殴られ方

上手いのよ!本当に。スピード感もすごいし、最後白目になって後ろに倒れる。

ちょっと治くん思い出したよね(歌妖曲参照)

 

★大志くんの歌

もう、曲のことは書いたって言ったけどこれはもう一度

『誓い』の歌いだしの声が本当たまらない

『傷』の「落ちていった~~~~」と歌い上げた声の響きが素晴らしい

前回出演の「歌妖曲」の役と全然違うので、歌い方や声質が全く違う。

これってすごいことだよなぁって思う。

ミュージカルを長くやってきている方々ならわかるんだけどさ。

 

★大志くんのダンス

キレとしなやかさがあって、特に『孤独の烙印』で途中音が静かになって少し下手側でダンスだけするシーン

手のひらの付け根側を顎に当てて飢えを向くような振りのあたり(伝われ!(2回目))のしなやかさが特に色っぽくてねぇ。

溜息出そうになる。

 

 

後半は大志くんの好きなところ特集みたになってるけどwww

また増えたら書きます~

 

続きです

2幕

 

M1.戦場のレシピ

鈴木福くん演じる寅吉くんが1幕ラストで登場

兵士の格好をした寅吉くんは「劇の中の人?」と思われ、どんな劇かという質問で歌いだすナンバー

壮絶な戦争のシーンを描いている。

銃を持った群舞がゴージャスらしい曲で、福くんがめっちゃ踊る

歌もうまいしめっちゃ驚いた

 

M2.傷

戦争も壮絶だけど、風間くん演じる仁義の人生も壮絶

頭の傷から仁義の過去について大志くん演じる歩絵夢が歌い上げる。

歩絵夢が抱えていたものを吐露するナンバーになっていて、彼の苦しみが詰まっている。
客席全体がぐっと引き込まれて、固唾をのんで見守っている感じがする。

セリフと歌と行ったり来たりしているが、その中でも大志くんの歌声が響いていて本当に素晴らしい。

「落ちて行ったぁ~~~~~」の声の伸びが最高。

歌のあとの仁義のセリフに涙してしまう。

 

M3.終止符

岸谷さん、寺脇さん二人のナンバー

二人それぞれの恋の悩み、苦しさ

かたや友人の妻、かたや友人の娘

に恋をしてしまった苦しみ。常識を逸脱してしまった苦しみ。

そして、その恋を終わらせた苦しみ

なかなか二人だけで歌うシーンがなかったけれど、この30周年記念公演で二人だけで歌うシーンがあることに胸熱

人と比べると小さい悩みかもしれないけれど、本人たちにとってはとても大きな

悩みは人と比べるものではないよね。

 

M4.決断の時

福くん演じる寅吉。実は劇ではなく本当に太平洋戦争 戦時中からやってきたという。

みんなと話をして決心がついた。戻って特攻船に乗るという。

もうすぐ戦争は終わる、それも日本の敗戦だと伝えても戻るというのを皆で止めるシーン

未来を知っているもの、未来を信じて戦うもの

そこには埋められない。時代の価値観、時が阻んでいる。

戦争の時代の話は、その時代を生きた人たちを今から見たら「愚か」と見えるかもしれない。

けれどその時代では、豊かな未来のため必死で戦うことをなんの疑問も持たずに必死に生きて戦った人たちがいる。

『そこから学ばなければならない』

それは地球ゴージャスのテーマなんですよね。

そして寅吉の隊にすずさんの初恋の相手、荒木実がいることもわかる。

 

M5.愛することは祈ること リプライ

寅吉が元の時代に無理やり戻った際、すずさんと歩絵夢

時空を超えてすずさんと実が出会う。

涙なくては見れないシーン。

佐奈宏紀さんの声がとても綺麗で澄み切ってて、迷いがない感じが伝わってくる。

二人の声が美しく重なりあい、きれいに重なれば重なるほど切なくなる。

 

今の時代、太平洋戦争の時より恐ろしい兵器を使って世界では今だ戦争が起きている。

その事実を白い部屋で聞いていた寅吉

「自分たちが時代を変えて、戦争を起こさない時代を作る」

「お前たちができないからだ!」

本当にそう。。。われらは何を学んでいるんだろうか。

戦争からは何も生まれない。破壊だけなのに。。。

 

その強い言葉に歩絵夢は

「自分たちがやって見せる」

「一人一人の力は微力かもしれないけれど」

 

その思いをもって白い部屋に戻る

 

M6.誓い

白い部屋に戻ったすずさんと歩絵夢

自分も前に進もうと決心し、その誓いを歌いだす。

それぞれが自分のいた場所へ戻って、そこから進むことを誓い合うナンバー

この時、歩絵夢こと大志くんの表情、声が力強く揺らぎがない。

すごく前向きになる歌声だし、客席のみんなも一人一人、それぞれが前を向いて進もうと語り掛けてくれているように聞こえる。きっとそういうメッセージを込めて歌っていると思う。

 

M7.戦場のレシピ~希望~

みんながそれぞれの場所に戻ったが、すずさんは「現実」へ戻らなかった。

一人だけ「戦争」を知っている人。

そこへ、歳を重ねた寅吉が戻ってきて、すずさんに一歩を踏み出すきっかけを持ってきたときに歌う。

現実から「逃げる」ことも大切だけど、人を頼ったり、支えあったりして一歩を踏み出せる。

そんな気持ちになった。

 

 

お互いの年齢、立場、性別、時代

そんなことは関係なく、話をして、頼っていくことができる。

頼っていいんだよ、立ち止まっていいんだよ。

そして、争わない、愛をもって一歩ずつ進んで行こう

 

そんなメッセージを受け取りました。

 

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