次男の卒業式は
COVID-19感染の影響で中止になった

だから
私が一人参加の卒業式〜送辞


彼には夢がありました

医者になりたいと言ってたこともあります

勉強もできる子で
要領は良くないけど
真面目にコツコツ努力する子でした


なのに神様は意地悪で
ことごとく彼の希望する道を閉ざしてきました


今思えば
そこは彼が進む路ではなかったと納得できますが

当時の彼には受け入れ難い現実でした


保育園へ行きたくないとダダをこね
玄関の靴を隠し
歩かず
教室の外の下駄箱の隅で丸くなって
抵抗して自分の意志を貫く子でした


運動会のダンスやお遊戯会で
皆んなの前に出るのは恥ずかしくて
いつも先生に手を繋がれてました


でも小学校に上がると
両手にボンボンを持って踊ってる姿を見て
長いものに巻かれるのを覚えたなって思いました



高校受験では第一志望に落ちて数日間
布団をかぶって部屋から出てきませんでした


合格した滑り止めの高校も
手続きが締め切りになる朝まで決まらず
私は入学金を置いて仕事に行きました

仕事から帰って彼が進学する高校を知りました



大学は彼なりに悩みながら
やっぱりと思う「建築」の道を選びました


小さい頃は
劇的ビフォーアフターという住宅リフォームの
テレビ番組が大好きで
ノートを持って
匠の技をメモしながら見ているような子でした



しかし
神様はまたまた意地悪で
志望校はことごとく不合格でした


唯一、滑り止めの滑り止めくらいに受けた大学が
補欠合格でしたが

彼は私にバレないように
机の引き出しに隠していました



全滅したと思っていた私に
彼が隠していた通知を見せて
「行きたい大学でない」と言いました


私は彼の悔しい気持ちが痛いほどわかりました

通り過ぎてしまえば全て糧になるとわかるけど

行きたいところへ行けない…


親バカだけど
彼に夢見た世界に行ける喜びを与えたい
そんな景色を見せてあげたいって思ってました


だから
「建築」を学びたいのであれば
大学のブランドではなく
1年でも早くその世界に進むことを勧めました


きっと楽しいよ!


入学してしばらくして
「建築の勉強、すげー楽しい!」
あなたのキラキラした目を見て嬉しかった


就職活動はサラッと終わりました


春から就職する会社は
彼の第一志望の会社です


あなたが一番に入りたいと望んだところに
行くことができたんだね

それは、それは、素晴らしい景色だよ

おめでとう



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