あずきの昨日の出来事です。

3年生になり、週に2回、給食だけ食べに学校に行っているあずき。


突然、「私、あと4年もこんな生活いやだーーーー」

    「学校にいきたーーーい」と 大きな声で叫んでました。


私は、あずきもいろいろ考えてるんだなあ~なんて思い「行きたいんだね~」と相槌。

しばらくして、あずきは隣にきて、「普通に1日だけ学校にいってみようかな?」と。

私:「普通にって?」

あずき:「分団で登校して、朝から授業終わるまで教室で過ごしてみたいの」

     「ママ、準備しよう」


びっくりです。下駄箱の場所、教室の机、なんといっても 教室に入っていたのは1年の3日だけ。

起立・礼さえわからないはず。


あずきに促され、新品同様のランドセルを押入れからだし、通学帽をかぶりテンションあげあげ。

体操服にも着替え、カメラの前でポーズ。

体育館シューズに、バレエシューズ 通学時のホイッスルなどなど引っ張り出しました。


私:「どうして、行こうって思ったの?」と聞いてみると

あずき:「カレンダーに書いてあったの思い出したから」

私:「????」

あずき:「苦しい時の一歩は 心細いけれど   その一歩のところに 新しい世界が広がっている。って」


星野 富弘さんの詩画集カレンダー 1月の詩でした。


その日の夜は、あずきが登校するには 先生に相談、教室の確認、他になにがある???

ちいのフォローはどうしたらいい? なんだか 頭の中いっぱいで眠れませんでした。

姉妹2人、いつまでも今の状態が続くとは思っていなかったけど、

やっぱり、どちらかが 動きだすと 取り残されてしまうって気持ちになる。


来週、どうなるか まだ全然わかりませんが、あずきが 自分の殻を破って飛び出してみようって思ったことは

とても嬉しい。 たとえ一歩がでなくても 成長が見えた瞬間でした。