アシタスイッチという番組、ご覧になられた方いますか？
数日前なんですけど、尾木ママとロンドンブーツの田村亮さんが子育て談義をする！というもので、興味があって見てみました
ここで大きく取り上げられた話題は
体罰
尾木ママは、体罰完全否定派。
亮さんは、体罰肯定派。
２人の意見が完全に分かれてました
で、私は、尾木ママと全く同じ意見なのですが、亮さんの言いたいこともわかりました
だけど、やっぱり本当に体罰が必要だとは、どうしても思えません
この完全に意見が分かれた２人の会話が、どういう方向に進むのか、すっごくワクワクして見ていたんですがね。
完全に、消化不良だったーーーー！！！
だって、尾木ママ、もっと「なぜ必要ないのか」を話して欲しかったのに、自分の体験ばっかり話すんだもん
それじゃあ、自分の体験に基づいて「体罰は必要」と言ってる亮さんと同じだよう。
もっと、根拠とか理論とかを分かりやすく伝えて欲しかった！
とはいえ、テレビなので、尾木ママは伝えたけれど、編集されたのかもしれません。
それならそれで、編集者さん！なんでその「理論｣部分を取り上げてくれないの？
結局、番組の後思ったことは「体罰への考え方は人それぞれだな～」ってことだけでした
きっと、これを見て「体罰ってダメだな！」と思ってくれた方はいない。・・・かも。
せっかく、すごくいいコンセプトの番組だったのになぁ。。
残念です。
亮さんがね、言ってた言葉でね。
「尾木ママの意見はキレイごとだ！実際には、色んな子どもがいて、キレイごとじゃやっていけない！」
って感じのことを言っていたんです
これ、まさしく、私のブログへの意見と同じだなぁと思ったの
こう思う人がいっぱいいること、私も知っています。
それでも、その「キレイごと」を伝えていくことが大切なんだと思ってる。
だから、尾木ママにも、その「キレイごと」の大切さを伝えて欲しかったなぁ・・・
と、結局、自分と重ねて番組を見ていたのでした
体罰ってね、確かに効果はあると思います。
空気がピシっとするし、「あの先生怖いからこうしよう」って思える。
だけど、やっぱり、大人が子どもに手をあげることを「良し」としてはいけないと思うんです。
それなら、子どもが大きくなったとき、暴力で問題を解決しようとしても文句は言えない。
だって、そういう教育を「良し」としてきたんだから。
イライラして、子どもを叩いてしまった
というのと
学校の先生が「教育の一環」としてゲンコツをすること
は、全然意味が違います。
私は、イライラして子どもを叩いてしまった人を否定しません。
それで後悔して反省して、苦しんでいることを知っているから。
だけど、教育として体罰を行うことは否定です。
尾木ママも言っていたけど、体罰をしないと物事を伝えられないのは、教育者の力量不足だと思う。
教育者は、キレイごとを実践していこうよ。
そう思っています。
だって、それでお給料をもらっている”プロ”なんだから。
みなさんは、体罰、どう思いますか？
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