映像でみると一瞬で流れてしまうけど
静止画で飾られていた絵を見ると
よりその美しさが際立っていて、
とにかく、その絵の景色の美しさに
心奪われた。
特に、光の表し方が特徴的で
これはどうやってやってるんだ?
絵に詳しくないから分からないけど
写真と同じで
絵にもここまで綺麗に
光を取り入れられんだなって。
絵コンテや直しを見てると
ここはこんな思いがあって描かれていて
こんな風に描いたら
より表現が際立つんだなとか
制作の過程が
少し見れるのも面白しろくて
直しのコメントは
監督の人柄も現れていて
素敵でした。
全体からみたキャラ設定とか
時間帯や光の加減によって変わる
キャラクターの色合いも
細かく決められていたりだとか。
一つの作品ができるまでに
これだけの人の力が
集まってできていることが感じられて
普段流れているアニメも
とても貴重なものに思えた。
そして、君の名は。の原案は
とりかえばや物語。
男女が入れ替わる話で
昔からあったお話だけれど
受け入れられてこなかった。
そういうものを、
現代では受け入れられるものに
変わっていったのも
個人的には興味深かった。
自分が表現したいものと
客が求めているものを
どう折り合いをつけて
統合していくかって
難しいことだと思うけど、
それが可能だということも
君の名は。の作品と新海誠展をみて
思いました。
『新海誠展 2019.3.3』
少し前のものですが
下書きのままになっていた記事があったので🌸
risa☻︎
