りさぽん × みいぽん
ー理佐視点ー
由依「りさ!今度の土曜日にみいちゃんと」
「お出かけに行く約束できた!」
はぁ、またか、、
理佐「…ん、良かったね。」
私はずっと前から由依のことが好きだった。
ずっとそばにいたのも私だった。
でも、いつの日からだろうか、、
「今日、みいちゃんとね·····」
「昨日ね、みいちゃんがね·······」
と、由依は『みいちゃん』とよく口にするようになった。
だから私は思いきってある日、由依に聞いてみた。
理佐「ねぇ、由依、美波のこと好きなの?」
「……」
数秒の沈黙のあと、由依が小さく口を開いた。
由依「………うん、好き、、///」
はぁ、やっぱりか、、
「でも、理佐だから言ったんだよ!」
「みんなには内緒にしてね!」
理佐「…うん、内緒ね、、」
私だけ…私だから……私しか知らない………
由依との2人の内緒事なのにまったく嬉しくない。
むしろ、嫌だ、私だけが知りたくなかった。
しかも、話を聞く限りでは私の知っている美波ではない。
私や他のメンバーよりももっともっと
愛情を持って接している、そんな感じがする。
つまり、この2人は両想いなのだ。
由依は鈍感で気づいていないのだろうけれど。
それなのに、
「ねぇ、りーさー、つめたーい」
なんて言いながら今も私にベタベタしてくる。
私の気持ちも知らないで、、
2人が付き合えばきっぱりと諦められると思うのに、、
そんなことされたら期待しちゃうじゃん、、
でも、私から由依に告白することなんてもうできない。
だから私はこの想いをぐっと押し殺し
理佐「はいはい、楽しんできな。」
と、思ってもいないことを言う。
由依「うん!」
はぁ、、かわいいな、、
この今のかわいい笑顔を見れるのは私だけ。
でも、、
このかわいい笑顔は私には向けられていない。
理佐「なんで私にじゃないんだろう……」ボソッ
由依「ん? 何か言った~?」
理佐「ううん、なにも言ってないよ」ニコッ
私は精一杯の笑顔を作って否定するしかなかった。
由依「なにか買ってくるね!」
理佐「別に大丈夫だよ笑」
由依が1人で買いにいったものなら喜んでもらうよ、、
それを見たときに由依が思い浮かぶからね、、
でも、今回のは別の人もついてくるんでしょ、、
由依「ダメ!買ってくるの!私が理佐に買いたい!」
っっ、、、そんなの嫌でも拒否できないじゃないか、、
理佐「ありがと、楽しみにしてる…」
由依「んふふふ、うん!」
由依「楽しみが1つ増えた~!」
かわいすぎる、、抱きつきたい、、
由依が痛がるくらいに力強く抱き締めたい、、
この気持ちをどうにかしたい、、何かにぶつけたい、、
理佐「おぜ~」ギュー
尾関「ぎゃーっ!助けてー!」
このままずっと私の気持ちは変わらない。
ずっとずっと片思い。
