入院前までにやり終えたい仕事、余裕のない日々でぶつけてしまった車を入院前日に買い替えたり、退院してからのことを考えて大掃除のプレ掃除みたいなことをやっておきたかったりと、やること多過ぎた入院前。
入院初日、やっとゆっくりできると思った気の緩みみたいなものと、病室の効き過ぎてる暖房で喉乾燥して痛いなぁと思ってたのが術後に【咳】として現れた。
術後２日目。
よく寝れて体調も万全で、シャワーも洗濯もしてたくさん歩いて自分の中では花丸な感じに過ごせてたら、夕方に咳が出てきて不穏な空気へ。
2年前の年末に咳が止まらずに咳喘息診断されてから風邪をひかないように色々注意して生きてきた。
そこから、久々に咳喘息を思わせるような突発的な大きめな続く咳、、、
これは厄介なやつかもしれないと思い、夕方に看護師さんに咳が出てきて不安なので、咳を止める薬貰えないか、相談。（まだ院内の病院はやってる時間）
「明日先生の回診があるから、そのときに先生に相談しましょう」と言われてなんとなく引いてしまった自分にこの後後悔するはめになるとは。
夜になり、21時の消灯が近づくころ、
ゴホゴホゴホ！とまた出てきた。
いつもと違うのは、この腹腔鏡の傷跡に響いて痛すぎること
イメージでは咳をするたびに中の細胞がちぎれてるイメージまで湧くし、もしかしたら、糸取れちゃうんじゃない？！って心配になる程強い咳が。
そして今回4人部屋で、そのうち1人はわたしと同じ術後ぽい方、もう1人は明日手術を控えてる人で、迷惑かけたくない気持ちもあり、抑えつつ咳してたら、顔周りが汗だくになってきてまたその気温の差みたいなものでコントロールできないほどの咳が出てしまう。
4本備えてた500ミリペットボトルもどんどん開いてしまう。
咳こみでいたくなるお腹の傷に耐えきれずに、痛み止めをもらう。根本解決そこではないのに、それしかできないよねという思いで。
15〜20分に一回くらいの調子で咳の発作が起こり、トイレに篭ったらトイレとの気温差なのか、トイレでも余計咳が出る
水を飲もうとしたら水も空で、自販機までトボトボ歩いていったら消灯後に現れたお腹を抑えた猫背の女にナースステーションの３人が驚いて、そんなことにメンタルが落ち込むほど不安定に
自販機までの廊下やコミュニティスペース的なところでは咳がおさまっていて、そこで気温差にやられてるのでは、と思い、もはやコミュニティスペースのソファで寝たい気分に。
帰りにまたナースステーションで、「咳が止まらなくて困ってて周りに迷惑もかけちゃうので、、暖房にのどがやられてる気がしてて…吸入の薬だしてもらえませんかね…」と伝えたら、薬は今ここになくて、、他の部屋は空いてないから暖房を切りましょうとなって、自分が望んでない形で相部屋の2人も巻き込むことになり罪悪感。
自分が抜けたかったのに
あいにく戻ってからも咳は止まらず、ベッドを起こし咳が出にくい体勢を調べて横向いてちょっとベッドに寄りかかるくらいで過ごすが、やはり咳でお腹はち切れそうになる。
泣きそうになりながら夫にラインしたら、宿直の先生に出してもらえるか聞いてみたら、と。
昼間に明日の回診まで待ちましょうと言われてるから、とそこに従ってたけど苦しすぎるのでナースコール。
咳喘息のときに使ってた薬を聞かれて検索かけて二種類見つけたらあっさり宿直の先生が出してくれた
こんなことなら、昼間にもらっておけばよかったと苦しんだ時間を後悔、、、
頓服的なやつともっと日常遣いの吸入二種類を出してもらいちょっと久しぶりだからトイレの明るいところで説明書見て使ってみた。
やっと寝れると安心したがやはり30分から1時間
で咳が出る
今まで止まってた薬が効かないことに絶望を覚えながらクタクタで朝を迎える羽目に。
入院中早寝早起きができてたから、薬漬けの日々と思えないほど肌の調子がよくなってきてたのに、毛穴全開きの鼻噛んだ後で鼻ボロボロでくすんだ顔色になってて全部のエネルギーがなくなった姿見て情緒もおかしくなった。
手術の痛み+で咳の二時的作用に苦しむとは思わずに苦しんだ術後２日目〜３日目の朝。