先週の土曜日に、久しぶりに(母方の)祖父母宅に
しました。
私は、転勤族である実家を離れて、祖父母宅より中高一貫校に通っていました。
中学1年・2年、高校3年と合計3年間お世話になりました
(中学3年~高校2年のときは、実家が
そばに転勤となったので、実家にいました)
まだ、中学1年・2年のときはいいとして、高校3年のときは、大学受験を控えていたせいで、朝も早くて(7:45より朝補習)、夜も予備校に通っていたので、帰宅が遅かったのです。さらに、母は「
には食堂があるから、弁当はいらない」と言っていたそうですが、祖母はほぼ毎日弁当を作ってくれました。さらに、祖父は「夜道を若い女の子が一人で歩いたら危ない」からと週3日の予備校の日は、夜21時半の最終
で帰ってくる私を迎えにバス停まで来てくれていました。
これは今から10年前の話です。
当時は、祖父は80歳・祖母は70歳で特に大きな病気はなかったので、まだまだ若いと思っていました。今は祖父は90歳・祖母は80歳になりました。2人とも元気といえば元気なのですが、10年間の間に祖父は耳が遠くなり、対面での会話は可能ですが、
が億劫になり、
も聞きづらくなったのでスポーツ中継しか見なくなったようです(ドラマはセリフが聞きづらいらしい)。また、祖母もリウマチが悪化し、家事はなんとかこなしていますが、買い物などは少々不便になったようです。買い物に関しては月2回ほど、私の母が
に乗せてまとめ買い(米など重いもの)をしているようです。今でも祖父はかかりつけ医には坂道を徒歩20分以上かけて定期通院しているそうです。母には「転んで骨折されたら困るから、やめてくれ
」と言われていますが、歩けるうちは歩いた方がいいんじゃないかと思っています
(本人は「タクシー代がもったいない」からと言ってます…)
私はこのような祖父母を見て育ったので、老人医療費・介護問題というものを考えたことがありませんでした。祖父母宅の隣にお住まいのおばあちゃんも比較的元気でしたし、父方の祖母は末期癌(C型肝炎からくる肝臓癌で永眠)でしたが、認知症はありませんでしたし、抗癌剤治療のために入院→介護保険利用で在宅(一人暮らし)→入院→在宅…を繰り返していたので、あまり家族としては介護に関わることがありませんでした。
私の勤める
は、複合型病床となっていて、一般病棟(急性期)・回復期リハビリ病棟・特殊疾患療養病棟(難病の方の医療療養病棟)・医療療養病棟・ホスピスの5種類を持っています。私が一般病棟・ホスピスの2病棟、先輩MSWが残りの3病棟を担当しているので、私は普段療養病棟の入院中の患者さんに接する機会がありません。
去年の4月に、選挙の不在者投票が行われることになりました。
一般病棟・回復期リハビリ病棟の患者さんで、自力で筆が持てそうな方は、独歩・車椅子でホールに設置された投票所に来られます。療養病棟の患者さんは寝たきりの方が多いので、事務課主任とMSWで各病室に伺うことになってます。
私は療養病棟の各病室に行くのが初めてだったのですが、病室に訪問してショックを受けました…
身体を管理するいろいろな管や機械につながれた患者さんばかりだったのです。
今までも、ホスピスで寝たきりの方は見てきましたが、ホスピスでは患者さんに管はついても機械につなぐことがありません。しかも、しかも祖父より若い患者さんばかりで、祖母より若い患者さん(70歳代)も何人かいらっしゃいました。意思はしっかりされているのか「(挿管されているのが苦しいのか)管を外して…」というように目で訴えられる患者さんもいらっしゃいました
80歳以上の患者さんのご家族に、Dr.が病状説明を行う際に「(重度の認知症だったり、病状が厳しかったりすると)もうご年齢もご年齢ですし…」みたいな感じで話すこともあって、私は違和感を感じています。もし、私が祖父母のことで同じような説明を受けたら… いくつになられても、患者さんは「家族」なんです。高齢だから諦めてくれと言われても納得できないと思います。確かに若い患者さんよりは「しょうがない」と受け入れはいいかもしれない、でも、私は
勤務で感覚が麻痺せぬよう頑張っていきたいと思います。
PS:祖父へ
話をしたいのですが、
に出たがらないので、ゴールデンウィークには帰省します