皆様おひさしぶりです。
イロイロ、心配してくださったみなさんありがとうございました。
2月12日に大好きだった祖父が亡くなりました。
亡くなる前にずっと危篤状態が続いていて、朝から晩まで、時には泊まりがけで、介護、看護しましたが87年という生涯を静かに閉じました。
本当は、少し状態が落ち着いていたので11日の夜行で急遽帰り(結婚式の準備の為)、15日にはまた実家にトンボ帰りする予定でしたが、家を出る直前に祖母から電話があり、帰る電車をキャンセルしていました。
今考えるとホント不思議でなりません。
残念ながら、ギリギリ看取るということはできませんでしたが、最期の最期まで苦しむことなく逝けたとのことだったので少しだけほっとしています。
ウェディングドレス姿を見せてあげられなかったこと、もっと、こうしていれば、あーしていればという気持ちは今でもありますが、自分にできる限りの介護ができていたと思うようにしています。
火葬、葬儀、告別式には、全部で400人近くの方がきてくれました。
これも、祖父の人柄なんだと改めて感じさせられました。
遺影は9月の結婚式の時の写真を使ってもらうことができました。
小さいながらも結婚式をみせてあげられてよかったなって思います。
あの笑顔。
すごく楽しかったんだなって。
どんなに修正しても、口が開いてしまうほどの笑顔の遺影です。
いつも笑顔だったおじいちゃん。
すごくおじいちゃんらしい遺影で嬉しいような悲しいような。
実は、初七日を過ぎても、まだおじいちゃんが亡くなったって実感がありません。
いつも笑顔で、怒られた記憶なんて全くない。
自由奔放なおばあちゃんのすることをいつも優しく見守っていたおじいちゃん。
おばあちゃんと一緒に2人でおじいちゃんの看病している時に聞いた昔の苦労話。
すごい苦労してたはずなのに、一度もそんなことを感じさせなかった。
いつも、人に感謝してて、人の悪口言ってるところなんて見たことなかった。
実は、おじいちゃんと、おばあちゃんは見合い結婚なんだけど、おばあちゃんはおじいちゃんと結婚したくなかったんだって。
でも、いまはおじいちゃんと結婚してよかったって。
おじいちゃんじゃなきゃいけなかったんだって。
両親が不仲で離婚してるあたしにとって、ずーっと憧れだったおじいちゃんとおばあちゃん。
おじいちゃんみたいな人と結婚したい。
ってずーっと口癖だったあたし。
おばあちゃんは、「じいさんみたいな人と結婚できて夢が叶ったね」って言ってくれたけど、2人の絆の深さには当たり前だけどまだまだ敵わない。
ずっと大好きだったおじいちゃん。
これからも大好きだよ。
おじいちゃんの孫で本当に良かった。
ゆっくり休んでね。