わたしが町づくりに興味を持ったのは、
もちろん、
海外の石材を輸入販売している両親の影響ですが、
たぶんそれに匹敵するもう一つの理由は、
小学校3年生のときに学校の図書館で見つけた、
江戸の町づくりを紹介している本でした。
うろ覚えなんですが、
その本は、
江戸の町は、
今で言ういわゆる3R(リユース、リデュース、リサイクル)が徹底していて、
仕事もみんなで上手に役割分担できており、
才も材も余すことなく、無駄なく、
人の繋がりもちゃんとあって、、、
そんな仕組みの町であったと紹介をしていました。
なんて理想郷なんだろうと、
当時わたしは衝撃を受けました!
その時から、
町づくりの中で
「本当に大切なもの」とは何か、
考え始めました。
海外の人に誇れる、日本特有の町並み、
美しい町並みとは、なにか。
表層的だけでなく、
風土や文化、気候や土地特性の上に成り立つ町並みは、なにか。
どうしたら、そんな町並みにできるのか。
それを考えるのが、
思えば、小さい頃から大好きでした。
町づくりとは言えない、
本当に小さいところからだけれど、
そんな話に、実際に、
関わっていけるようになるとは。
ここまで来るまで、
色んな回り道をしてきましたが、
でも、
回り道じゃなく
必要な経験だったようで、
少しずつ、思いが、形になっていきそうです。
古くから残る、
人の手の込んだものに、
新たな形で手を加えて、
新たな価値を与えたいです。
