エアーズロックの入山を禁止をするべきであるか
私は学校の海外研修でオーストラリアを訪れた。そこでその時は訪れなかったが、オーストラリアにある、エアーズロック(ウルル)について関心を持った。エアーズロックは現在、世界文化遺産に登録されている。そのため世界的にも大変有名である。しかし、ある問題が今、観光客たちを悩ませているということを知った。それは、先住民であるアボリジニの聖地であるがために入山を禁止にするという問題である。そのような問題について、私は反対である。なぜなら、いくら先住民であるアボリジニの聖地とはいえ、世界文化遺産に登録されている以上、それを一目みたいという観光客にとっては大変残念なことであるため、禁止するのはどうかと考えられるからだ。
世界文化遺産とは、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべきというもののことである。そのように世界的に認められているのにも関わらず、先住民のアボリジニの聖地とされているからといって、入山を禁止するということは正しいことであるのか。エアーズロックは、オーストラリアの観光地の中でも、大変人気が高く、多くの観光客が集うところである。インターネットの「地球旅 世界の観光スポットを総まとめ」というサイトによると、オーストラリアのほぼ中央に位置し、世界で2番目に大きい一枚岩であるエアーズロックは、太陽の当たり方により色が違うように見え、朝陽と夕陽による鮮やかな赤色は特に美しく、人気の高い観光スポットである。「サンセット鑑賞」「サンライズ鑑賞」ウルルに登る「登山」が出来ることも観光客から人気を集めている、ということがかかれていた。その他にも、村山秀夫さん著者の「オーストラリア」という本には、太陽の動きとともに岩肌が鮮やかに変わりゆく、美しく表情を変える姿が観光客を魅了している。ヘリコプターに乗って上空から見たり、登山をしたり、カンガルーやエミューの肉でバーベキューをしたりとイベントも出来るため、観光客からかなり人気が高い観光スポットである。そのため、年間約2000人の訪問者だったのが、現在は、40万人を超えるほどの大人気観光スポットになったのだ、とかかれている。ここからも分かるように、エアーズロックはオーストラリアに来る観光客を集めているため、大変大きな経済効果があることが考えられる。確かに、先住民であるアボリジニの人からしたら大変迷惑なことなのかもしれない。彼らは、聖地として築き上げてきた伝統や文化を崩されるのを恐れているがために、登ってほしくないということを訴えていますが、それは出来ないのである。なぜならば、エアーズロックのある国立公園へ入る入園料は、彼らの生活を支える大事な収入源になっているためだ。もしも彼らが、エアーズロックの登頂を禁じれば、観光客の数が減り、今まで通りの生活できなくなることが考えられる。そのため、登山の入口の所に「登頂しないで下さい」という看板しか置くことができないのである。よって、エアーズロックを観光しに訪れる方々に、アボリジニの人たちの思いや考え方などを理解する必要があるのではないか。
これらのことからも分かるように、エアーズロックの入山を禁止するべきではないと主張する。私は、これからエアーズロックを訪れる観光客の方々には、一人一人がアボリジニの方々に対して、文化を崩さぬように理解すること、尊重することが大切なのではないかと考える。このようなことがアボリジニの方々に伝えることができれば、入山を禁止するという問題が解決するのではないのかと考えられる。私はアボリジニの方々と観光客が分かり合えることを願っている。