こんにちは
毎日寒いですね・・
前回はたくさんのアクセスありがとうございました
予告通り今回は雪の絵本の紹介をしますよ
実は先日家のパソコンが壊れてしまいまして・・・
ちょっといつもと書いている環境が違うので
非常に書きづらいのですが頑張ります
(表示等が変になってしまったらゴメンナサイ)
『しんせつなともだち』(福音館書店)
作: 方 軼羣(ファン・イーチュン)
訳: 君島 久子
画: 村山 知義
昨年末にご紹介した孫悟空の絵本に続き再び中国の絵本です
英語圏以外の絵本は珍しくて見つけるとすぐ買ってしまいます
友だちを思いやる気持ちが溢れた優しい絵本です
大雪が降ったことで食べ物がなくなってしまった子うさぎは
食べ物を探しに出かけ、運よくカブを2つ見つけました。
1つ食べると友だちのロバのことが心配になり
もう1つをロバに持って行ってあげることに。
しかしロバが留守だったのでカブを家の中に置いて帰りました。
一方、ロバは雪の中食べ物を探しに出かけ
運よくサツマイモを見つけて帰ってきました。
すると家の中にはなぜかカブが置いてあります。
サツマイモを食べてから
カブがどこから来たか考えてみましたがわかりません。
ふと友だちのヤキのことが心配になり
カブをヤギに持って行ってあげることに。
しかしヤギは留守で・・・
というお話です
子うさぎが最初に拾ったカブはどうなるのでしょう
大人には今後の展開が容易に予想できてしまうでしょうが
子どもには同じことの繰り返しこそ面白く感じるものです
また、繰り返すことで作者の伝えたいメッセージが強調されるので
「思いやりって大事だな」と素直に感じられるはずですよ
出てくるのはみな無表情な動物たちで
物語が淡々と進んでいくという印象を持つかもしれません
しかし動物たちは自分の食欲ばかりに目を向けず
明日自分が食べるものを備蓄することよりも
友のことを心配し寒い中わざわざ出掛けていくのです
雪が降り続く冷たい静寂の中で
動物たちの心の温かさが一層際立って映ります
文の方軼羣さんは中国蘇州生まれで
少年児童出版社の第二編集室副主任だった人です
絵の村山知義さんは
小説家・画家・デザイナー・劇作家・演出家・ダンサー・建築家など
様々なジャンルで活躍した人で
絵本はあまりないようですが著書が多数あります
雪景色が綺麗でこの季節にぴったりの絵本なので
よかったら読んでみてくださいね
水曜日のアリスやアランデルでアリスグッズを色々買いました
水曜日のアリスで買ったのはほとんどお菓子・・・
アランデルではバレンタインまでタロット展が開催中なので
タロットカードのグッズも買いました
星のカードのポスター(右上)と
正義のカードのブックマーク(中央)がお気に入り
やっぱり暗くない前向きな印象のカードがいいです