私が初めて心療内科へ行ったのは、20年以上前。


札幌にいた時の職場で、威圧的な人がいて、ストレスで、言葉が出なくなってしまった。

ある時、職場に電話がかかってきたので受話器を取ったのに、一言も言葉が出てこない。


「はい。(会社名)です!」の「はい」が出てこない。黙ったまま、受話器を置いてしまったショボーン


これはおかしいぞキョロキョロ

すぐに、ネットで会社の近所の心療内科を探した。


予約して受診するまでに2ヶ月待ちと言われ、やっと受診日が来て、受診したら、そこのクリニックの医師は私の顔をほとんど見ることなく、一方的に話して、カルテに何かをカリカリと書いて、ほんの数分で診療は終わり。


はっきり言って不信感しかありませんでした。

処方された薬も飲みませんでした。


そんな感じだったので、心療内科に嫌悪感しかありませんでした。


あれから20年くらい経って、今度は札幌のコールセンター 勤めのストレスで、毎夜、首を絞められる夢を見て、日常でも食欲不振、不眠、頭痛、目眩、下痢などがあり、住んでいるところの近所の心療内科を訪問。


今度の病院の先生はとても優しくて、十分話を聞いてくれて信頼できました。しかし、

もうすぐ、心療内科受診を卒業という頃に、癌を宣告されて、不安で眠れなくなり、受診期間延長になって、看護師長さんが待合室にまで来てはげましてくれて、つい、待合室で号泣してしまった思い出があります。


札幌医大への紹介状も書いてもらいました。


という経験を経て、心療内科への偏見がなくなりました。


なので今回、仕事で失敗続きで、ミスを何回も指摘され、食べられない、早朝に目が覚める、胸が痛い、同僚の視線が気になるという症状が出た時、同じように職場の近くの心療内科を探して受診しようと思いました。


しかし、ほとんどどこも2ヶ月待ち。


2ヶ月もこの状態のままは辛すぎる。


一番短いところで2週間待ちでした。

長いなと思ったけど、コロナで1週間仕事を休んだので、あっという間でした。


いっとき職場から離れたことと薬が効いたのか、今では、職場での失敗にも、あっけらかんと対応でき、同僚の視線も気にならなくなりました。


せっかく就職できたのに、こんなことで辞めたくないと思ってました。


3度目の受診で、クリニックのテストでも軽い鬱から正常になってました。早く良くなってよかったです。


そして何より、長崎で初めての心療内科が、いい加減な対応をするクリニックではなくてよかったです。