はじめて書いた詩は、「雪」でした。


9歳の冬、国語の時間、詩を書きなさいと言われ、

詩がなにか分からなくて、困ってしまい、

何度も書き直して、やっと短い詩は生まれました。


雪は、白いとおもっていたのに、

降ってるとき、灰色でした。

手についたら、やっぱり白かったです。

雪は、ふしぎです。


こんな内容だったと記憶しています。

学級文集に載っている自分の詩を読み返しては、

これは詩なのかな?と、ずっと不安でした。


さきほど、帰り道、降る雪を眺めながら、

思い出していました。