山口市『山口ふるさと伝承センター まなび館』がリニューアルされていた件 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。

今月上旬に山口市で開催中の『出張!ねこねこ日本史 in Yamaguchi』のスタンプラリーに参加したRieruです★


順調にQRコードを読み取り、スタンプを集めている道中、『茶房おかだ』さんのガラス窓の内側に見えたひな飾りが目に留まりました。

歪んだレトロガラス越しに、ひな飾り・・・なんと素敵か!

その『茶房おかだ』さんの右側、道を挟んだお隣に『山口ふるさと伝承総合センター まなび館』があるのですが、そこのガラス窓の内側・・・つまり館内でもひな飾りが展示されているのが見えました。



正面から撮影すると、自分が写るからちょっと・・・



斜めからだと、周りの景色が映り込んでしまうし・・・


張り子猫風の飾り:「中に入って見ればいいじゃん!無料ぞ?」



あ・・・そうですね・・・2〜3分間で見終われば良いですもんね。(←何度かお邪魔した事があるので!)


お邪魔しま〜・・・え!なんか変わってる!リニューアルしてる!



大内菱を中心に、放射状に菱形が展開してる壁、エモい!

すごく気に入りました!うちの床の間にどうでしょう?・・・そんな技術は私に無いな。



イテテ



(諦めが肝心)



それにしても、素材は和紙?漆塗り?説明板にはこのように書かれていました。




山口の文化の礎を築いた室町時代の守護大名、大内氏の家紋『大内菱』をモチーフに制作しました。

山口市を代表する伝統工芸『山口萩焼』『大内塗』『徳地和紙』のコラボレーション作品です。


なるほど!萩焼も使われていたのですね。

この作品にいたく感動しました。

その他、何ヶ所かに設置された『大内菱』のライトが素敵。



思わず、自分の手にもライトを受けたくなりますが、防犯カメラにそんな姿を映されるのは恥ずかしいので控えました。

こんな風にリニューアルされていたなんて・・・

▽ 以前のまなび館はコチラ☆

昨年の11月20日に、山口ふるさと伝承総合センターの開館30周年と、まなび館のリニューアルオープンを記念した『やまぐち伝承ものづくり祭り』の記念式典があったようです。

いろんな工芸品も展示されていました。その中に、こんな可愛い漆塗りの椀を発見☆



見えるように収納したくなりますよね。

大内塗漆器振興協同組合と山口県立大学地域デザイン研究所と山口市のコラボ商品だそうです。どこで買えるのか、気になりましたよ。


あっ、私が気になっていた萩焼のワインカップの紹介がここに!

宇部市にある居酒屋『一代目 豊』さんで使われているらしいのですが、行けずじまいで・・・現在でも、このワインカップで飲めるかも分からず。

でも、感動と緊張で手が震えそうです。


さて、先程外から見たひな飾りを見たかったので、窓側へ行くと・・・あ〜・・・



そりゃあ、見えないですよね。よくて横顔。なので他のひな飾りを鑑賞することに。

ふと、和紙のランプシェードに目が行きました。



これも徳地和紙で作られたものなのでしょうか?


可愛い『さげもん』に、ご挨拶。



作家さんのオリジナルでしょうか?初めて見るさげもんです。


こちらの建物は、明治19(1886)年に酒屋として建てられたので、ええ味出してます。



吹き抜けを利用して、巨大な凧が飾られていました。

迫力、ある〜!


いろんな凧を見るのが楽し〜♬.*゚おっ、この凧は島根県で見たぞ!(←ドヤ顔)



『大社祝い凧』ですって。うんうん。

わっ、ふぐ!『河豚連凧』・・・揚げたら5つのふぐが連なっているわけですね。ユニークなお顔に頬が緩みます。

見島の『鬼楊子(おにようず)』もあります!空に揚げたところを見てみたいなぁ。


凧にすっかり魅力されつつ、靴を脱いで2階にも上がらせていただきました。

こちらでもひな飾りを堪能させていただきましたよ。休日にも関わらず、たまたま空いている時間帯だったのか、他に観光客向けはいませんでした。つまり貸切!なんという贅沢か。

最後に気になったミシンへ。まぁ、他の資料館等でも古いミシンは見た事があるし、ミシン台をリメイクしてテーブルとして利用しているカフェもあるし、珍しくはないのですが。



でもこのミシン台、比較的新しいのか?引き出しが付いていました。・・・誰もいないし、開けたくなりますよね。防犯カメラに映るけど、まぁ、チラッと見るだけだし〜。(←オイ!)


・・・開けたら、一本針が入ってた。怖っ。



アイタタタ



(右下のふぐの視線が可愛い過ぎる件)