山口の神社仏閣★八坂神社 盃状穴 低すぎる石灯籠と裏の石鳥居編 | もしかして山口県在住? こじらせ ( 中年 ) 女のアイタタタ…な ブログ ☆

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山口県民になって数年…
日々のエピソードや感じたコトをこじらせながら綴っていきたいと思います。




山口市にある『おんせんの森』で、漫画『鬼滅の刃』1〜20巻が盗まれていたのですが、今日のニュースで返却されたことを知り、ホッとしたRieruです★

ゆうパックに入れられて、しかも本人からと思われる謝罪の電話もあったのだとか。
「怖くて返せなくなっていた」そうですが、反省して行動に移せたことでひと皮剥けましたね。
しかし隣に友人か家族でもいたら、最初から『出来心』や『魔が差す』という心の状態にならなかったかもしれません。
誰か隣にいるって大事なことなんですね〜、私、先週山口市内を、ひとりで散策しましたが?


イテテ


(自立していて良いではないですか?←なんか話が…てか、いろいろとイタいですね)


そんな散策の途中の話の続きですが、築山神社に参った後、お隣の八坂神社へ参りました。


AM 8:53

お邪魔してます、狛犬さん。今日も個性溢れる…プッ。

狛犬さん:「何か?」

いいえ、失礼しました。(←自分の顔を棚に上げるでない!)


イテテ


(んだんだ)


山の上とか、森の中という場所ではなく、比較的見通しの良い場所にある神社。


ここには立派な石灯籠が建っていますが…

二度見必至の石灯籠もあります。


てか、真ん中はドコ行ったー!

当たりを見回しても、それらしいものはありませんでした。


地震等で倒れて、割れたりしたのでしょうか?


石灯籠の真ん中に使われていたっぽい石はありませんでしたが、説明板を備えられた穴ぼこだらけの石はありました。


人工的に開けられたいくつかの穴を持つ石。


こういう石を『盃状穴(はいじょうけつ)』と呼び、説明板にはこのように書いていました。

  盃状穴が刻まれた巨石

  盃状穴は、性のシンボルとして、死者をよみがえさせることや、豊作を願うことを意味する刻印と考えられている。
   今日でも、一種の『願』をかける場として使用されている。ヨーロッパでは、田舎の女性が男児出産を祈る時に、盃状穴を訪ねたり、夜間にバターを盃状穴に流し込んで祈れば、その年の家畜と農業の生産高が上がるという信仰が続いている。
   この盃状穴の歴史は古く、先史時代のヨーロッパの岩陰に刻まれているものや、2000年前頃の朝鮮半島で盛んに造られたお墓『支石墓(しせきぼ)』の蓋石に刻まれていることがよく知られている。
   わが国では、昭和55(1980)年に発掘調査が行われた山口市大内『神田山石棺群(こうだやませっかんぐん)』の箱式石棺墓の墓石に刻まれた盃状穴が最初の発見である。
…のだそうです。

私が初めて盃状穴を知ったのは、約2年半前に訪ねた上関にある『菅原神社』で、地域のボランティアさんに教えていただいた時でした。

△ 画像はありませんので、あしからず★

その時は性的なイメージの方が強く残りました。穴か…穴…穴!しかも雨が降って石が濡れていたのが印象的でありましたよ。(←オイ)
子孫繁栄や五穀豊穣を願って彫られたのですね。

説明板には、このような分かりやすい図もありました。


ん?穴同士が浅い溝で結ばれている?


へぇ〜、面白い。


古くは縄文時代から行われてきた信仰のようで、大変興味深いものでした。

さぁ、次の目的地である『菜香亭(さいこうてい)』へ向かいましょうかね。


八坂神社を左手に進むと、石鳥居がありました。

いろいろ欠けてる…


鳥居の上に投げられた石を見ていると、傍に建っている家屋が目に入ってきました。


なかなか歴史のある…

窓ガラスがレトロガラス!これは掘り出し物件ですよ、奥さま!


飼い猫が自由に行き来できる『猫ドア』まで完備されているではありませんか!


縁側からは、中型犬の出入りもOKな…

…もう、止めてあげて!


アイタタタ


(そして個性的なグリーンガーデン!←だ・か・ら…)