例の娘Aが注文していたクリスマスケーキを、ケーキ屋(果子乃季)さんに夕方取りに行ったRieruです★
しかも彼女、ダイエット中だから皆で食べといて☆と・・・ホールを3等分にするのはワケありませんが、大きな1ピースを食べるのは拷問。
イテテ
(4等分してさ、次の日の朝それをまた小さく切って食べれば良いじゃん?)
食べ過ぎの為、当分ケーキは勘弁!な女は、先月東京に行く話が決まった時に、大河ドラマ『いだてん』の聖地巡礼を考えていました。
しかし1日目は時間が足りず、大嘗宮と靖国神社のみ。
せめて夕飯は縁のあるお店で・・・と何となく考えていたら、本立ての中にあったある冊子を思い出して開いてみると・・・あった、載っていました、古今亭志ん生師匠がお気に入りだった『多古久(たこきゅう)』さんのことが書かれたお店のページが!
ある冊子というのは、志ん生師匠の落語CD付きの書籍で、純粋にちょっと聞いてみたいな〜という軽い気持ちで購入したものでした。
購入した頃は、まさか東京に行く機会があるなんて思っていませんでしたから、多古久さんのことを知っても他人事。
けれど、東京へ行くなら多古久さんに行かなきゃ!
お店の近くに寄席の鈴本演劇場があり、高座帰りに寄っていたのだとか。
美津子さんが「お父さんったら、高座で寝ちゃったのよ」とボヤいたりも・・・絶対行かなきゃ!
靖国神社を出る頃にはすっかり暗くなっていましたが、雨は相変わらずシトシト・・・さて、近くの地下鉄 九段下駅から湯島駅まで・・・なんかめんどくさい。検索してみると歩いて行けそうだったので、千代田区から台東区まで秋雨散歩決定☆
徒歩じゃないと見れない街の景色を楽しみながら。
途中、たい焼き(芋あん)を頬張りながら。
おっ、もう文京区!
立ち止まって撮影したり、傘差して歩いて約1時間強。
台東区にある多古久さんに到着☆(←1度素通りしました)
周りが明るくて見落としそうな店構え。
何度か改装はされているのでしょうが、創業100年(明治37年)を超えるおでん屋さんです。
タッチの差で男性3人組が先に入って行ったので、店員さんに連れだと思われ、申し訳ない気持ちに。
「(みすぼらしい格好で)すみません、1人なんですけど・・・」
この日は予約でいっぱいだったらしく、恐らく2人組なら断られていたであろうところ、(土曜日の夜なのに!)おひとり様だったことから、特別にカウンター席に滑り込ませてもらえることに。
ラッキー♪ありがとうございます!
もし断られていたら、「山口県から来たのに!」と恥ずかしい言動を吐いていたかもしれないので、本当にありがとうございます。
イテテ
18時開店で10分頃に着いた(だから予約無しでも座れると思いました←甘い!)のですが、おでん鍋が近くにあるカウンター席にはすでに先客が。
改装前はカウンター席の右側が縁台のような造りになっていて、そこが志ん生師匠の指定席だったようです。
△ テーブル席はこんな感じ
しばらくすると『お通し』が。
あー、コレ、『むかご』じゃないですか!
まさか、東京でむかごを食べるなんて思ってもみませんでした。
蒸してあるむかごに、塩をかけただけのシンプルなお通しでしたが、懐かしい味にウルっ。
2週間前に農協さんで見つけ、つい購入してしまいました。
塩だけの味付けで十分ですね。
自宅ではお酒を飲むことはありませんが、上京記念にゴクリ。
こちらでは、日本酒の白鷹『褒紋正宗(ほうもんまさむね)』がいただけます。
明治10(1877)年 日本酒初の内国勧業博覧会の品評会で酒造が花紋賞を受賞。その賞碑に褒賞と書かれていたことから付いた名前だそうです。
酒瓶は撮影していませんが、八咫鏡を特別にラベル(裏?)に使用することを神宮さまから許されているのだとか。(伊勢神宮の御神酒にも)この珍しいお酒とむかごでちびちびやりながら待っていると、おでんがキター!
大根も、シミシミ〜♪
春は筍、冬は牡蠣もあるようです。何人かのお客さんがタコを所望していましたが、この日はまだ鍋に入れて無かったようで残念がっていました。
う〜ん、ウチは1度おでん鍋の具にしたことがありますが、人気はイマイチ。
じゃがいもも入れたことがありますが、これまたイマイチ(梅干しを入れると煮崩れしません)。
聞き耳を立てていると、忙しい日は21頃に鍋の具が空になることもあるそうです。
タイミング良く暖簾をくぐることが出来きて良かった・・・食べている間も3組ぐらい断られていました。
さすがにクリスマス・イブは空いてます?
アイタタタ
(いいえ、きっと今夜も・・・好きな種が無くなる前にGO!)