今週のある日、仕事帰りに周南市にある『 ギャラリー庵 』さんに行ってきたRieruです ★
展示されている美術品を、その場で購入出来ます♪
お小遣いの少ない私には購買欲を抑える修行の場になりそうです。
イテテ
教養とセンスを磨く・・・という目的の為に訪れても大丈夫だと思います。
ひとつ、ふたつの物しか知らないより、十、百を知る方がはるかにアイデアの幅が広がります。
特に幼少の頃から芸術品に親しむというのは、形にならないとしてもかけがえのない財産になるのではないかと思います。
いきなり美術館は敷居が高い・・・という方には画廊はうってつけの場所だと思います。
子どもにとっては何部屋もある美術館は疲れますし。
「 美術館や博物館などでは、静かに鑑賞する 」という常識も自然と身に付くのではないでしょうか。
と書いても オーナーさんや息子さんが気さくな方で、ぼっちの私にも声をかけてくださり、雑談しながら作品を鑑賞出来るのでご安心ください m(_ _)m
ということで、今回は2回目になります
前回 西崎智さんの作品展
前回の作品展で紹介されていた木彫りの作品。
暖かみがあっていいなぁ・・・と思っていたんですよ~。
すべて無垢材を削り出したものなんだそうです。
作家さんのお名前は藤原啓裕さん。
1965年生まれで、数々の賞を受賞されております。
展示会のタイトルは『 木と漆のうつわ展 』で、会津より届きました。
会津・・・福島県ということで、作家さんはこちらのギャラリーには来られません。
今回は3月20日 ( 日 ) まで開催されていて、時間は10~18時まで。
最終日は16時までになっています。
作品は庵のオーナーさんの藍染めが敷かれた上や暖簾が背景になっています。
相乗効果で落ち着く~♪
上の三角の木皿はなんだか “ おにぎり” みたいだと思っていたら裏に『 おにぎり皿 』って。
かなり嬉しかったりして (*´ω`*)
ポストカードにもあった “ 雲 ” みたいな木皿は『 花皿 』だって。
いや、雲だ雲だ、雲皿だー!
イテテ
作者さんに謝りましょう。
この彫り跡にキュン
親指でなぞると気持ちいいです♪
わっ、しずく皿!
表面に施された彫り跡にキュン
赤い・・・漆塗り?
漆は “ 麗し ( うるわし ) ” や “ 潤し ( うるおし ) ” が語源とも言われています。
木肌を生かすために何度も漆を摺り込む “ 拭き漆 ” という技法で仕上げているそうです。
漆は紫外線に弱いから大事にしなくては。
見事な椀。
木で出来たものは木偏がついて椀、陶器で出来たものは石偏がついて碗、金属で出来たものは金偏がついて鋺と書きます。
うわぁ!
5つの木器が並んでる♪
小さめなんですけど、とても丁寧に作られています。
下の盆には凹みがあり、少々揺れても平気な感じ。
どんな料理・・・おかずを入れるか想像しながら鑑賞するのも楽しいです♪
これ欲しかった。
欅 ( ケヤキ ) で出来たシンプルな花器なんですが、穴には試験管みたいなガラスの器が入っています。
何の花を生けようか?
・・・菊とか?
イテテ
栃 ( トチ ) や栗の木など、硬い木材が使われていました。
その他たくさんの作品が展示されていましたが、カテトラリーなら私のお小遣いで購入出来そうです。
どれにしようかな?
このカーブ具合、良い!
左右揃っていて・・・でも用途は飯用 ( しゃもじ ) みたいです。
うーん。 いいなぁ。 いいけど。
せっかくなら口に直接触れる物が良い!
最終的に粥さじを選びました。
体調が良くない時や胃が弱っている時に、この粥さじを使えば優しい口当たりに涙が出るかも。
実際に口に入れると予想した通り・・・いや、予想以上に唇にフィットして気持ちいいです。
もう、ステンレス製のスプーンは使えないかも!
アイタタタ
( オーナーさんが購入の際に教えてくださいましたが、楡 ( 二レ ) という木から作られてるそうです )