人間動物園/連城三木彦/双葉文庫


帯に惹かれて塾の帰りに買いました(^O^)
第一印象は帯の通り、「スゲェ題名だ」
中身も「このミス」7位だけあって流石に凄い。


ネタバレはしませんが大まかなあらすじは、

埼玉で起きた大物政治家の孫娘の誘拐事件。
被害者の母親は自宅の至る所に仕掛けられた盗聴器によって軟禁され、
警察も隣人宅から一向に身動きが取れないまま、一億円という法外な身代金が要求される。
雪に閉ざされた都会で展開する誘拐劇の真相とは————。

こんな感じでしょうか。


最後まで読むとハッとすること請け合いです(´∇`*)
究極の完全犯罪とはある意味こんなものなのでは…
真実と虚構とが織り交ぜられて、下手な密室トリックよりも
唸らせられました(`・ω・´)
4歳児の孫娘のませてること…(笑)


ただ、ストーリーは良いのに文章技術が残念というか
とにかく読むのに時間がかかる本でしたね(..;)
未回収のまま終わる伏線もいくつかありますし、
無駄な描写が妙に多くてじれったいし飛ばし読みもできないし…
その点では帯の「寝不足必至」の文字は正しいのかも(笑)

三人称小説なのに視点がころころ変わるので
「あれ、こいつ誰だ?」なんてこともありました。


だからといって文章技術で切って捨てるには余りに惜しいストーリーです。
時間に余裕があって体力も有り余ってるけど
どうも外に出かける気にはならないなー、なんて時に
読んでみるのをお勧めします(´ω`*)