横切(よぎ)るたび我が身 朧に穢れて見ゆるばかり
何も為さず 亦(また)、今日も
西日 揺蕩い翳りゆく
まるで 人生最期の瞬間(とき)を
譬喩(なぞら)うように
心うらはら 今日も夕焼けは
死にたいぐらいに美(うるわ)しく
燃え殻のような 燻る生命(ひかり)を
辛うじて 抱えて
生きてる
此の身一つ生まれて 此の身一つ去るだけ
されど彼是(あれこれ)欲しがって
莫迦げた 娑婆道中(しゃばどうちゅう)
"価値もない自分”等(など)と 虚吐(ほざ)くくせに
余所から そう言われれば何故か厭(いと)わしく
如何(どう)かしてら
心うらはら 今日も綺羅星は
死にたいぐらいに美(うるわ)しく
闇の底からでしか見えない
煌めき 見上げて
生きてる
一日に1兆の細胞[散って芽吹いて]
寝て起きるたびに現し身[千変万化する因果]
心うらはら 今日も朝焼けは
泣きたいぐらいに美しく
常闇を裂く 眩(まばゆ)い生命(ひかり)
幾度も燃やして
生きてく
生きてく
生き抜くんだ