どんなお話しからすべきか……
痛い話からしましょうか。
りりは、数日前、針山を踏みました!!
しかも、12キロの水を持って!
踏んだ時に、ぷつ、ぷつと音がしました。
イーネオヤ用の、クロスステッチ針の多い針山です。ええ、簡単には刺さらない、太い針の、頭が刺さったのです。
5本!
抜くのに時間がかかりましたし、血が止まるのも時間がかかりました。
翌朝、熱中症でお世話になっている内科外科医院へ。
りりは、破傷風の注射を覚悟していたのですが、それは免れて、消毒とお薬塗ってくれて、ガーゼで保護して、腫れたりしたらすぐにきてください、とのことでした。
未だに、1ミリ超える赤い点が、りりの足の裏の土踏まずにあります。
さて、花火大会は浴衣で観に行く! と、張り切っていたりりですが、ご存知の通り、変則的な台風が来て、延期になりました。
もともと、外出できる体調ではないので、今年はもう諦めます。延期になっているのですが、8月1日って、平日ですね。
ベランダのお花は、あまり変化ないので、今回は割愛。
さて、りりの体調ですが、連日点滴してもらったおかげで食欲も出て、起きて手芸するくらいなら可能になりました。
ということで、遅ればせながら編んだもの。
えー、色合いがおかしくなっていますが、メキッキオヤで、腕時計のバンドを編みました。
これ見て、「え?タティングレースでしょ?」と思われるタッターさんも多いと思いますが、トルコのタティングレースがメキッキオヤです。
リングの作り方が違ったり、目を移さなかったり、変わったタティングレースとして注目していらっしゃるタッターさんも多いそうです。
これは、オヤ糸で編みました。(目を移さないメキッキオヤだから、オヤ糸で編めました。目を移すタティングレースでは、オヤ糸は摩擦がなさ過ぎてできません)
これをご覧になって、興味を持たれたタッターさん、日本には1冊だけ、メキッキオヤの本が出ていますので、是非チャレンジしてください。
実はメキッキオヤは、手間がかかるということで、今や本場トルコでも高齢な女性しかなさっておらず、目下、継承者募集中のオヤなのです。
この時計、今日が誕生日の従妹へのプレゼントです。
ハンドメイド素材の時計パーツは、りりが見た限り、ムーブメントの産地も、防水あるのかも怪しい、しかも高いものですが、これは、昔りりが買って、ほとんど使わなかったシチズンQ&Qの時計の電池を変えてもらい、防水パッキンも変えてもらい、使えるようにしました。
まあ、日常生活防水ですけどね。雨が降っても壊れないので。
ムーブメントは日本です。
苦労したのが、時計のベルト留めるピンに、編みつけるところ。
あとは、ブレスレットつくるようなものでした。
メキッキオヤ、本格的にやって、ミンネで主役にしようかな。
あ、ちなみにこれ、正確には、「メキッキのボンジュクオヤ」です。
ボンジュクオヤというと、真っ先に、レース針で編むトゥーのボンジュクオヤを思われるかもしれませんが、ビーズを使用したオヤがボンジュクオヤ。
イーネのボンジュクオヤも、メキッキのボンジュクオヤもあるのです。
ボンジュクって、トルコ語でビーズのことです。
イーネが縫い針。トゥーがかぎ針。メキッキがシャトル。
台風が過ぎたら、また、あつーくなるそうで、主治医から不要不急の外出はしないよう、言われているので、おとなしくオヤ編んでます。
和裁学院は、暑い間は行かないように、言われてしまいました。
実は、伯母も今月誕生日でした。
伯母にも何か編む予定です。
体調が快方といっても、非常に疲れやすく、実は昨日も、気分悪くてお風呂入れませんでした。
多分、台風の気圧の変化もあるのかと。
気分悪くて雅さん(仮名。桜文鳥)を1日籠から出さなかったら、寝る時に電気消したら、
ばたばたばたっ!!
がしゃ!
鳥目なのに、籠の中で、必死に自己主張。
ごめんね