ハンドメイド大好き、手芸も料理も作ることなら何でも大好きな宮田勝美です❤️
去年初めてお試しで漬けた梅干しが思いのほか子供たちの好評を得たので、今年は1年分30キロの梅を梅干しに仕込みました。
梅が届くのがバラバラだったので5〜6回に分けて仕込んでいきましたよ。
簡単な作業ですが、手間がかかりました。
今回はその手間暇かけた梅干しがカビてしまったお話しです。
その前にわたしの実母のお話しを少し…
私の母は毎年自家製の梅酒、梅干し、らっきょう漬けを漬けていました。忙しかった自営業の仕事の合間に毎年、手間暇かけて漬けていました。わたしが高校1年の時だったかな?それまで1度もカビたことのなかった母の梅干しが、何故かこの年はカビてしまいました。
結婚して以来毎年漬けていたそうですが、その年までは1度もカビたことはなかったそうです。そもそも塩分20%で漬けるので、カビる要素はかなり少ないはずなんですが…
そしてその年の夏、父が重い病気に罹ってしまいました。当時はまだ症例が少なかった下咽頭癌でした。
12時間を超える大手術を乗り越え、無事に生還したと思われた父は手術から5年目の春に癌が再発。その後3ヶ月であっという間に亡くなってしまいました。私が22歳の夏でした。
母は父の最初の癌がわかった時から(カビないはずの梅干しがカビてしまってから)全ての漬物を漬けることをスッパリとやめてしまいました。
後に母から聞いたのは
「梅干しがカビるのはギザが悪い(縁起が悪い)家族に何かしら良くないことが起こる前触れと昔から言われていた。父さんは梅干しがカビた年に癌にかかってしまった。生死を掛けた大手術をすることになってしまった。梅干しがカビたから父さんが病気になった訳ではないけれど、そんなことは迷信だって分かっているけれど、母さんはもう2度と漬け物を漬けない。そう決めたのだ…ギザが悪いから」と
そしてわたしは結婚してからもずっと自家製漬物の類には手を出しませんでした。特別なわけがあったのではありませんが、何となく手が伸びなかった。そんなかんじです。それに、新婚当初って何を作るにも分量多すぎて、加減が難しいですよね。
もしかしたら、頭の隅っこの方で自家製漬物に対してあまりよいイメージを持っていなかったのかもしれません。
そのまま月日が流れ私は3人の子供たちに恵まれて、転勤先の大阪で知り合ったお友達に自家製味噌を教えてもらってから、梅干しを漬けるようになったのですが、そんな頃はもう母の話してくれた迷信はどこかへいってしまっていました。
無添加、減塩、安心な食品との位置づけから、味噌も梅干しもらっきょうも漬けました。全ての食品を安全なものだけにすることは出来なくても、やれるだけマイサイズで身体に良いものを…そんな気持ちからです。そして手仕事は元々好きでした。
そして今年も去年にならい、梅干しを仕込んだんです。ワクワク楽しみながら仕込みました。
でも、その梅干しがカビてしまったんです。
わかるかな?梅酢が白濁して梅の際に白い塊でがみえますよね?
直ぐに、知り合いに連絡をしてリカバリーの処理をしました。
だけど、なんだか嫌な気持ちが拭えなくて…何かしら体調不良などの自覚症状があるわけでも何でもないんですけどね。それでもなんだか居心地悪いというかなんというか…
私も、主人も50歳目前😱
私の父が亡くなったのは父が49歳の時。
何となく、こじつけかもしれませんが、気分が悪くて…
私は今年48歳になりました。これまで、多少の生活習慣病の傾向はありましたが、薬を飲んだりする程の症状は全くなく…至って健康なんですよ
それでもなんだか、イヤな気持ちが否めず…なんだか、良くないことが起こってしまうのか?と不安な気持ちが先走ります。何度もいいますが、迷信なんですよ?梅干しがカビたから悪いことが起こるのではないんですよ?なのに、なんだか気が悪くて…
今年はこれまで以上に自身や家族の健康に気をつけようと思います。
最後までお読みくださりありがとうございます。