3月19日 午前10時から、母の一周忌法要を行いました



お経を聞いている間、母と交わした最後の会話、母からの最後の手紙…

いろいろ思い出しました





納骨もしました



家の中に母の身体を感じるものはなくなってしまったけど



ひとつひとつ、区切りをつけていかなくては…と思っています





最後に住職さんが

「お母さんが、いつも見守ってくれていますよ」

と声をかけてくださいました



その言葉を聞いて、一気に涙が溢れてしまいました…





この一年、いつも気持ちが不安定で…

ちょっとしたことで泣いたり、落ち込んだり、体調悪くしたり…



姉に「何だか気持ちが弱くなったみたいでね…、何をやってもうまくいかない」

と言い…



慌てて「あ、全てお母さんが亡くなったことと結びつけちゃいけないんだけどね」

と、付け足しました





「そうだよ、何でもお母さんが亡くなったせいにしちゃダメだよ!」



…そう言われるかと思っていたら



「うん、お母さんが亡くなったことが関係していると思うよ」

と、姉は言いました





すごく安心しました



この一年間、弱い自分を否定し続けてきたけど、やっと今の自分を受け入れることができました





私の姉は、とても明るく、強い人です



母が亡くなった10日後には、癌患者さん専門病棟で働いていました



しかし



そんな姉も昨年9月から、不眠ぎみになったらしいのです



あんなに何があってもグーグー寝ていた姉が…



9月といえば…



ちょうど、その一年前、母が癌で、余命半年とわかった時期



「9月以降は、去年の今頃はこうだった…なんて思い出すと、精神的にキツかった」



あぁ…強いと思っていた姉も、こんな思いをしていたんだ…





改めて、家族や大切な人を亡くすということはどういうことか…
考えさせられました





一周忌法要で、お経を聞きながら、母に話しかけました



「天国での暮らしに慣れた?」



「好きなもの、食べられるようになった?」



そして



「震災で、たくさんの人がお母さんのところに行ったでしょ
温かいものを準備して、ゆっくり休めるようにしてあげてね」